後藤@環境NPO研究会です。
> 昨日、「ミノムシが絶滅寸前、保護の動き広まる」
> という記事を見かけました..
ぼくも子供の頃、葛貫さんのお子さんたちと同じように、みの
を取って、広告の裏紙や毛糸でカラフルな蓑虫を「つくって」(?)
遊んだものです。毛虫系とちがって刺されないので親しみやすい
昆虫No.1でしたね。(ちなみに、反対に親しみにくい幼虫のTOP
は「イラガ」でした。もう痛いの痛くないの。「まゆ」は小さなたまご
みたいでカワイイんですけどね)
さて、気になるのは以下の記事です。
> 十数年前、中国で街路樹の葉の食害対策としてガの駆除のために
> 導入されたヤドリバエの寄生が主因..
天敵を利用したいわゆる生物農薬ですね。
それだけやられているということは、ヤドリバエが増えつつあるので
しょうか。また、国産のヤドリバエもいるのでしょうから、もし生物農
薬の第二世代に繁殖能力があるなら、新種が出て来たり、他のガ
への影響も心配ですね。
一方、入国経路ですが、以前ニューヨークの街路樹管理を行って
いるNPOのレポートで、中国や韓国から輸入された街路樹に
くっついて来た害虫が繁殖してえらいことになった、という事例を
読んだことがあります。
日本も街路樹用の苗木等を輸入していれば、同様の疑いが持てます。
または荷物かもしれませんし、クモとかはジェット気流に乗って自分で
飛んできますから、羽虫が飛来しないわけないですね。
ではでは。
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後 藤 隆 [ Takashi Goto ]
E-mail: takapi-@sf6.so-net.ne.jp
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