[BlueSky: 3771] Re:3769 狂牛病と科学


[From] "Etsuko Tanaka" [Date] Fri, 9 Nov 2001 11:21:48 +0900

田中です。

佐藤@ミシガンさん:
> もう一方の、食糧増産の必要性→「無農薬」の否定もまた、ちょっと大局的に見す

> である気がします。

私も参考のために、横山さんが「無農薬」を「不可能」ときっぱり言い切る理由を、
伺いたいと思います。

> 科学に関する件ですが。
> 田中さんの元投稿は科学と技術がごっちゃになっていて、僕にはあまりよく理解で

> てないのですが、僕の理解する”科学”は、「考える方法」自体だと思っていま
す。

なるほど。確かにごっちゃになっていました。失礼いたしました。
科学から生まれた技術の「使い方」が問題なのですね。よく解りました。

> 科学の対局にあるのは、もしかしたら、「悟り」かもしれません。悟りはなんら説

> する必要がないし、私がわかったのだからそれでいいという、一種、東洋的な認識

> 法かも知れません。(←戯言として無視してください)。

戯言じゃないと思います。東洋的な精神世界は、西洋的な科学で解明でき
ない現象を引き起こします。一般的には「戯言」と認識されがちですが、
どちらが正しいか、どちらが上か、という問題ではなく、同じ土俵の上で扱うべき
だし、両者のバランスが肝心なのだと思います。


横山さん:
> なんと、殆ど同じ業界ですね。
> 詳しくはhttp://www.dgc.co.jp/ffg/
> その為に、ITを利用して、契約オーナー氏に全農作業をリアルタイムで公開する
> 「マイ農産物」を提供(私たちはそのシステム開発やサポートですが)していま
す。

北海道のスケールと、農家さんのやる気が見えて素晴らしいですね。
まだまだ足元にも及びませんが、いつかライバルになってやるゾ!(図々しい!)
今後ともご指導の程、よろしくお願いいたします。

> この「科学」を従来型の科学技術と解釈するなら、無理です。
> 出来るとしたら、結局自然自身が時間をかけて癒えるまで、過去
> の反省の上から自然へのインパクトを最小にしつつ人間を守る、それが科学技術の
活躍
> の場のような気がします。残念ながら。

これが「償う」ということなのではないでしょうか?
無理なら、たぶん「従来型の科学技術」で償う必要はないのでしょう。
「悟り」の分野で償ってもいいのですから。
と考えてしまうのは素人だけなのですか?

(また問題発言をしているかも知れません・・すみません)


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