[BlueSky: 3726] Re:3719 プリオン不活


[From] "Kaz. Yokoyama" [Date] Wed, 31 Oct 2001 12:40:18 +0900

葛貫さん、邑瀬さん、澤口さん、中澤さん、青空のみなさん。

アルゼンチンまで流れ着きました旅人和尚です。ネット速度が最悪だったり、発作的に
PCを義捐金に寄付しちゃったりしてレスが遅くなりました。

邑瀬さん:
> > 私も先月初めに芽室町(帯広の西隣)で新蕎麦をいただきましたが、とても美
> > 味しかったです。行く先々で結構食べていますが、あそこはランクが高いです。

お褒めいただき小躍り(澤口さんによると)しそうです。芽室は土と水と空気、それに
何より人々の心意気が良いですからね。お蕎麦も美味しくなるはずです。今は謎の新品
種の脱穀、製麺をしているという情報を入手しました。芽室でしか味わえない美味しい
蕎麦を狙って「そうだ芽室に行こう」と言う旅も良いかも(和尚は無理、トホホ)。

屑貫さん
> 今日は、Virtual Owner System (VOS)http://www.dgc.co.jp/ffg/
> の「おまけ」で戴いた芽室産のアズキでお汁粉でもつくろうか
> と思っています。

今年の夏は天候不順(オーナー様はリアルタイムでご存じ)で、良い小豆が穫れずに京
都の老舗の和菓子店などは困っているそうですよ。貴重なお汁粉ですね、それは。暖か
いお便り有り難うございます。和尚は、春のはずのアルゼンチンで、やはり異常気象で
、大雨と低温に泣かされています。それにお肉ばっかり・・・新蕎麦が、お汁粉が恋し
い。。。
それにしても、パンパの大部分が灌水したという情報もあり、今年の穀物相場も気がか
りです。

> 「消費者」は、安全と言われる物さえ手に入れば産地にはそれほど
> こだわらないだろうし、動物性タンパク質をとりたかったら、ブタ
> でもニワトリでも魚でもいいわけで。

ただし、もはや安全はただじゃないことをお忘れなく。命を紡ぐ食物は良い物を適正価
格でお求めください。それが結局長続きの途です。命も長続きした方が良いでしょう?

> # 最近は、ダチョウという選択肢もあるらしいです。
> <ダチョウ>狂牛病余波、生肉大モテ
> http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011027-00003056-mai-bus_all

澤口さんの雫石ダチョウ王国構想どうなりましたか?また詳しくお聞かせください。楽
しみにしています。

> VOSのようなシステムが、多少なりとも生産者のリスクを緩和する
> 方向に働いてくれたら、と思います。

そうですね。今回の問題も、GMOのPA論議の時に中澤さんが言われた、未知の情報
への能動的アクセスの可否がその後の態度を左右すると言う一つの例だと思います。以
前、何かの折りに少し触れましたが「無知や不正確な情報が生み出す間違ったイメージ
、それによる怖れ」が多くの問題を不必要に深刻にします。その根っこに澤口さんが言
われた日本古来からの「穢れ」思想が絡んでくると尚更複雑ですね。その改善策の基本
として屑貫さん、邑瀬さんが仰るように先ずお互い良く知ろうというのがVOSの出発
点です。VOSのユニークだった点は、その為に情報通信技術をちょっと使ったこと、
消費者を魅力ある生産地イメージを付加価値にしてしまったと言うだけのことです。

> 昨日、通知があったのですが、VOSがNHKの「おはよう日本・情報
> ボックス」というコーナーで紹介されるようです。
> (11月2日午前6時45分ごろ、3分30秒間)

既に全国放送としてはNHK教育放送の「21世紀ビジネス塾」で取り上げられました。
10月13日です。番組HP(http://www.nhk.or.jp/business21/)の過去の番組でか
なり詳しい番組進行も見ることが出来ます。

> これも、コストや、環境負荷の総和をとったりして考えなければ
> ならない問題なのかもしれませんね。

医療の目的と言うか、ベネフィットが人名であることを考えるとコスト高は許容されざ
るを得ないかも知れませんね。ただ、全般的に言って科学研究段階にコスト思考は不可
欠だと考えます。少なくとも当事者はそのことの説明責任を自覚する必要が有るでしょ
う。その時の価値判断基準には是非以前から提案している時間軸に沿ったパフォーマン
ス、つまりどれだけ長く持続するかを取り入れたコストベネフィット、リスクマネージ
メントを自身の研究に取り入れたいと、失業率20%の食料生産大国アルゼンチンで考
えています。


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