[BlueSky: 367] Re:364 教育に関して思うこと


[From] Ken Goto [Date] Mon, 09 Aug 1999 17:52:02 +0900

喜多さん、青空MLの皆さん、
                 後藤@帯畜大です。

喜多さん【364】:
> At 0:01 PM 99.8.9, Y.Kuzunuki wrote:
> > 葛貫@4児の母です。
> >
> > 後藤さん:
> >
> > >また、一般論として、こどもはいろいろな人に愛されないと、いろいろな
> > >ひとを愛せない、と思います。子守りをされて、子守りすることを知る、
> > >というか。
> >
> > >僕は、小学生のこどもが、環境問題に心を痛めて欲しいとも、原爆や戦
> > >争を悲しんで欲しいとも、思いません。この時期に必要なのは人間愛の
> > >養成、集団的正義の養成なのです。後は本人の社会的自覚(思春期)を待てばよい。
>
> こんにちわ,葛貫さん(珍しいお名前ですね)。喜多と申します。上の文章は後藤さ
> んの文章でしょうね,だからこのメールにコメントは差し控えようかとも思ったので
> すが,ついでに一言,「小学生の子供が,環境問題に心を痛め」「原爆や戦争を悲し
> む」事は正しく「人間愛の養成」,「集団的正義の養成」なのではないのでしょうか。

こどもの発達段階を前提にしたうえでの議論であることを御考慮頂ければ、と思
います。

・・・腕白期に「人間愛の養成」,「集団的正義の養成」ができていれば、社会
的自覚に目覚める頃には、自発的に「環境問題に心を痛め」「原爆や戦争
を悲しむ」だろう、ということです。

逆に、思春期以前のそれは、水野さんの言葉を借りれば「演技」であろう、
ということです。そもそも、戦争ごっこして遊ぶのが小学生ですから。

後藤 健
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