[BlueSky: 3561] ウィルス注意:「W 32. Sircam」が猛威!添付ファイルはなるべく使わないで!


[From] "Takashi Goto" [Date] Sun, 29 Jul 2001 14:26:09 +0900

<クロスポストで発信しています>

後藤です。

新聞紙上でご覧になった方も多いと思いますが、
「W32.Sircam」という凶悪なウィルスが猛威をふるっています。
先日勤務先に来たので駆除しましたが、素人なもので、細心の
注意を払い、くたびれました。あとでプロも呼んだようです。

以下に毎日新聞の記事を転送しますが、原則として添付ファイル
はなるべく使わないでください。もちろんMLでは「厳禁」です。
もし、どうしても送る必要がある場合は、事前にメールか電話で
その旨を相手に通知し、了承を得た上で送ると言う手もあります。

とにかく、これまでのウィルスより格段に悪質で巧妙かつ破壊的
です。ゼッタイになめないでください。

-----------------------------------------------------*

■ウィルス対策ソフト各社、破壊的な「W32.Sircam」を警告
毎日2001-07-23

 ウィルス対策ソフト各社はこのほど、ウインドウズに感染する破壊
的なワーム「W32.Sircam.Worm@mm」の被害報告が急増していると
警告した。
 このワームは独自のSMTPエンジンを持ち、感染するとランダムな
ドキュメントを埋め込んだ大量のメールを勝手に送信したり、Cドライ
ブのすべてのファイルとディレクトリを削除したりする。また、ワーム
本体にハードドライブからランダムなドキュメントを付加して外部に送
信し、秘密情報を漏らす可能性がある。
 このワームが添付されたメールの件名はランダムで、添付ファイ
ル名と同じ。メッセージ本文は半ランダムだが、メッセージの最初
と最後には英語またはスペイン語の文章が書かれている。英語の
場合は1行目が「Hi! How are you?」、最終行が「See you later.
Thanks」となっている。メールに加え、共有ドライブを探して自分自
身を複製することで広がっている。
 ワームに感染すると、毎年10月16日に20分の1の確率でCドライブ
のすべてのファイルとフォルダを削除するほか、33分の1の確率でハ
ードディスクの残りのスペースをテキストで埋めてしまう。
 このワームは「ごみ箱」フォルダ(RECYCLE BINフォルダ)に潜むた
め、通常の走査では検出されない。ウィルス対策ソフト各社は同ワー
ムに対応する定義ファイルを用意するとともに、ごみ箱フォルダを走
査対象に含めるよう勧めている。

[シマンテックの情報]
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/sircam.html

[マカフィーの情報]
http://www.nai.com/japan/virusinfo/virS.asp?v=W32/SirCam@MM&a=S

[トレンドマイクロの情報]
http://www.trendmicro.co.jp/virusinfo/default3.asp?VName=TROJ_SIRCAM.A

以上、通常のウィルスチェッカー等は意味をなさないので、
本当に気をつけてください。

ではでは。

∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽
後 藤   隆 [ Takashi Goto ]
E-mail: takapi-@sf6.so-net.ne.jp
∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽
 


▲前の記事へ ▼次の記事へ △記事索引へ △青空MLトップへ

(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。