伊東です。
At 23:33 +0900 01.7.22, ICHINOSE-Takeshi wrote:
> みなさんのコメントを読んで、
>「京都議定書を発効させないと、EU等は温暖化ガス排出削減を始められない」
>と考えておられることが判りました。
なんでそんなに悪い方に考えるんでしょうね。
自主的な削減はすでに始まってますよ。
> 何故、そう考えるのか、私には全く理解できません。
> 排出削減を積極的に主張する人達は、規制など無くても排出は削減します。
> 仮にEUが、”議定書が発効されないから我々も削減できない”などと言い出
>したら、その方がおかしい。
排出コストを内部化した経済と、内部化しない経済が競争すると、
内部化しない経済が必ず勝ってしまうので、同じ土俵に引き込まないと、
勝負にならないと言うのが一番の問題なのです。
つまり削減国の善意をアメリカが食い物にするのは困る、と言う事です。
> 通常、規制というものは、汚染物質の排出を削減したくない者に対して、強制
>するから存在意義があるのです。
> 今の場合、嫌がっているアメリカに、規制の網がかかるから意味がある。
発効すれば協調圧力を掛けられるようになります。
でも、このままでは協調圧力を掛けるより先に、
アメリカで環境テロが起きると思う。
#それはとっても避けたいんですけどねぇ。
At 23:33 +0900 01.7.22, ICHINOSE-Takeshi wrote:
> NGOの方々には、EU(=ドイツ)の温暖化ガス排出の削減目標が、如何に
>見せかけだけのものであるか、そして、日本に課されている6%削減が、如何に
>過酷なものであるかということを、もう少し理解していただきたいと思います。
知ってますよ。
> 日本に要求されている6%の削減が、如何に厳しいものであるか、
>この比較からも明らかです。
高い目標こそ男子の本懐。(笑)
ESCO事業が普及すれば十分可能な数字だと思いますが、
そのためにはエネルギー価格が、もうちょっと上がる必要が有りますね。
> まともに達成することなど、純技術的には不可能なのです。
「不可能とはちょっと時間が掛かる事」
株式会社「ゆびとま」の社是。
大抵の場合「不可能」は「やりたくない」でしかありません。
出来る事はまだまだ一杯有ります。
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