青空メーリングリストのみなさんへ。
はじめまして。
大阪大学で学生をしている、太田鉄弥と申します。
以下はぼくが参加しているボランティアの企画で、
興味あるかたには面白い企画だと思うので投稿させてもらいます。
なにか、宣伝みたいで、御MLの趣旨とズレていまいか心配ですが、
お近くに里山保全や国際交流活動に参加したいというひとがいたら、
転送してもらえればさいわいです。
8月1日〜13日まで大阪の大東市で「国際ワークキャンプ」を開催し、
環境保全活動をします。ぼくはそこでリーダーをやらせてもらうのですが、
現在、このプログラムへの日本人参加者を大募集中です!!!
まず、【国際ワークキャンプってなに?】ということから説明させて
いただきます。
これは海外からのボランティアと共同生活、地元の住民との共同作業をとおし、
交流と理解を深めようというプログラムです。
日本ではNICE(ナイス)というNGO団体が開催していてます。
(もちろん探せばもっといろんな団体がやっているはずです)。
ぼくもNICEのメンバーとしてこういった活動に2年前から参加してます。
具体的にどんなものかというと、参加者は大抵20歳前後、
(もちろん彼らの親くらいの年齢のひとでも活躍してます)。
2〜3週間の期間で、夏に集中してます。参加費がかかるのですが、
食費や宿泊費を払う必要がないので、そこらへんはどっこいどっこい。
しかし、他にはない面白い体験ができる場です。
NGOの世界的なネットワークを活用して海外からもボランティアがきます。
原則的に英語を共通語としています。
つぎに、実際にぼくが担当している大東のプログラムについてです。
場所は大阪の東、奈良県との境にある大東市、
ここでは1999年から夏に国際ワークキャンプを開催していて、
今年で3回目です。
プロジェクトの内容は「里山保全活動」。
ここは生駒山系に属した山が連なる場所ですが、住宅開発と災害により、
枯れた木が目立つようになっていました。
そこで、山を所有していたある学校の職員有志が96年に「里山保全の会」を結成
し、
山の環境を保全するために、下草刈りや間伐などの活動をはじめました。
同会の目的は「身近な環境を守っていく」ことで、将来的には子ども達がここの里山
で
自然とふれあいながら、遊び、学び、育っていってほしいと願っています。
地元住民もまきこんで、さらに近隣の学生もNICEをとおして活動をしり、
輪が広がってきました。同会の活動は毎月第一日曜日ですが、
夏にはこういった、海外からのボランティアを交えた活動もしています。
いまのところ韓国、ユーゴスラビア、ドイツ、ベルギーからの参加者が決定してお
り、
最終的には日本人を含めて10人程度の人数をみこんでいます。
作業の内容は、ビオトープ作り、下草刈り、間伐、間伐材を利用して階段作りなどで
す。
ビオトープ池作りは、生物の生態系にとって重要な生活空間としての水場をつくるこ
とで、
この山に生き物を呼び戻そうという計画です。
他にもハイキングに行ったり、地元の人との交流会があったり、海外からの参加者と
いっしょに
地元の方の家にホームステイをしたり、陶芸を通して障害者の団体と交流したりと、
様々なアクティビティがあります。
応募に必要な資格はありまえせん。年齢は原則18歳以上。
もちろん男女も問いません。全日程参加可能の方優先です。
英語もがんばればなんとかなります。
誰でも気軽に参加できるのが国際ワークキャンプのいいところです。
言葉を費やしたわりにはまだまだ不明瞭な点も多いと思うので、
気軽になんでもお問い合わせ下さい。
大阪大学人間科学部社会環境学4年
太田鉄弥
ttt1978@hotmail.com
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