こんにちは、小宮です。
佐川さん:
> もう、ここまで来たら食糧自給は諦めるしかないでしょう。
> それに、農村部での失業率の上昇は離農者の増加ににつな
> がりますから、血を流す改革をすれば、食糧自給率が下がる
> 可能性大ですね。
一番いいのは流通その他、農業のシステム自体を見なおして、
価格でも外国製品に負けないようにすることなんでしょうけど、
人件費や為替の影響まで含めると、中国産のものに太刀打ち
するのは難しいんでしょうね。野池さんも言われていましたが、
日本は民主主義国家だから、税金を投入してでも構造改革や
なんらかの補助をして国内農業を保護していくか、それとも
食料自給をあきらめて、国内農業保護を止めるか、国民投票
で方針を決めるべきなのかもしれません。各政党がしっかり
とこれからの食料政策の方針を打ち出して、選挙という形で
国民が判断するというのもいいかも。
ちなみに、セーフガードを発動して国内農業を守るというケース
は他国でもけっこう例があって、あのアメリカでも過去5回発動
しているそうです。
COOPのセーフガードに関するサイト
http://www.kcs.or.jp/mycoop3/2001/01-03/sefegard/safegard.html
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