随分時間が経ってしまいました。亀のようなレスですが。
私、[3009]
>> 今の、CMを見ていると、水につける必要がない、
>> 水を入れたら、すぐスイッチポンと言っています。
佐川さん[3013]
>今時の炊飯器はタイマー付きがふつうだから?
宣伝のイメージは、浸漬時間が不要という言い方をしています。
調べて見たところ以下のことがわかってきました。
全国無洗米協会では、
「アリューロン層(*)の周りに余計なヌカがないので、水をすぐに吸収する」、
と説明しています。
この説明は、「そうとも言えるのかな」と思うのですが、
多少ひっかかることがあります。
それは、東洋精米機のBG無洗米設備には「水が引いてある」ということなんです。
東洋の説明では、
「最終工程でヌカを顆粒状にするために水を使う」
のですが、実際には中がわからないので、???
BG無洗米の特徴は、ヌカを粘土状にしてヌカを取る、ことですが、
粉体のヌカはそのままでは粘土にはなりません。
どうやらここで水を使うのではないか、と卸・ヌカ業者とも疑っています。
お米を、水分を含んだ粘土状のヌカの中をくぐらせれば、当然水分がつきます。
この含んだ水分を調節しているらしいのです。
以前から、調質と言って、美味しくないお米をどうにか売り物にするための設備とし
て
調質機というものがあります。
同じ処理ではないか、というのが関係者の考えです。
すでに、水分を含んでいて、それを調節してあるから、浸漬時間が不要。
こう考えるとすべてが納得できます。
同時に、無洗米の味の特徴、「すかすかで米の味がしない」も理解できます。
佐竹などの、水洗い方式無洗米と同じで、
一度、負荷をかけてしまっている状態ですから。
アリューロン層:お米の旨みの素、「おねば」を含む薄い層。
ただし、これも東洋の社長の持論。我田引水?
それでは。
小澤 量
rio-ozawa@mub.biglobe.ne.jp
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