こんにちは、葛貫です。
野池さん:
> 長野県の流れは速く、自分のスタンスを守ったり、
> たまには捨ててみたり、どうしたらいいのか、
> 日々問われるような状況です。
【2868】で横山さんが、「その中の主体は、翻弄され続ける
えげつない世界」と仰しゃった世界そのものですね。
先程、ネットで検索してみたら信濃日報の
「脱ダム」論議に熱 建設業界「知事にメールを」
http://www.shinmai.co.jp/news/2001/03/10/005.htm
という記事がありました。
県建設業協会は、「公共事業費削減の影響やダム事業の一律廃止、
社会資本整備の必要性、会員企業の地域社会への貢献と活用―など
六項目について訴えてほしい」と檄を飛ばしている。
そのような中でも、「既得権益だけを守るような訴えをしたら、
業界はますます世間から批判される」と話し、脱ダムに伴う河川
改修の提案を考えている建設業者もいるわけで・・・。
昨年あたりから準大手の建設業者にも金融機関が厳しい態度を取る
ようになっていますね。
大手の建設業者は、既にビオトープに関する情報を集めたり、河川
改修技術の開発を始めていたように記憶します。
建設業者も従来型の公共事業におんぶだっこし続けて有終の美(?)
を飾るか、新しい方向へ打って出るか、決断が迫られているのかも
しれませんね。
諌早湾の干拓だって、土建屋さんに近い政治家がリーダーシップを
取って押し切っちゃったけれど、現地にもたらしたものといったら、
水門を開けたいノリ養殖業者と、水門を開けた時に溜まった汚れが
一気に吐き出されることにより発生する漁業被害を怖れる漁業者の
対立ですよね。一度、大きな工事をして乱してしまった系を復元す
るのは困難を極めるわけで・・・・。
民意を問うということで、議会の解散、選挙なんてことは県議では
ありえないのかな。
「今後」を背負って行くことになる世代の言い分が大切なわけで、
ニュースに映った議員さん、年配の人が多かったような・・・・。
今後の「国vs地方」の在り方を左右するフロントにいる長野県、
頑張れ!!
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