葛貫です。
MSNジャーナルhttp://journal.msn.co.jp/default.asp に
「狂牛病パニック」を招いたタンパク質を追え
http://journal.msn.co.jp/worldreport.asp?id=010221ns_madcow&vf=1
(このアドレスは、数日で変わるかも)
という記事がありました。
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・・・前略・・・
(羊のスクレイピーの原因は2つ以上のプリオンから構成されており)
精肉の過程でスクレイピープリオンは不活性化しますが、BSE型
プリオンはそうではないと考えています。
NS: それはなぜです?
狂牛病のプリオンは、高熱にも強いからです。ふつうのスクレイ
ピープリオンは熱に弱いため、途中で死んでしまう。つまり発生源
がどこであろうと、狂牛病のプリオンは生き残り、飼料になったり
骨粉になる形で別の動物に感染していることは明らかです。
・・・中略・・・
狂牛病のプリオンは羊の中にあるかぎりは、人間に危険が及ぶわけ
ではありません。たいていは羊のスクレイピープリオンが活性化して、
BSEプリオンの働きを抑えているからです。BSE型プリオンは
ふつうはとても地味な存在なののですが、特殊な状況――高熱によって
他のプリオンが不活性化するなど――のもとで他の動物に感染すると、
危険な存在になるのです。
・・・中略・・・
最も大事なのは、死んだ動物のタンパク質を人間が食する動物の飼料
に用いるのはあまりに危険だ、ということです。すぐにでも、中止す
べきです。
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幾つかの予期できない物質の変化が起こり、ヒトの海綿状脳症へと
つながったということなのでしょうか。
これからは、再生医療は、胚から取り出される幹細胞(ES細胞)を用いた
研究が中心になってゆくことと思いますが、ブタ等を用いて器官を作ら
せる異種間移植には、本当に気を付けてほしいなと思います。
確か、新型のインフルエンザって、カモからブタに感染し、そこで変化
してヒトにうつるようになるんでしたよね。(直接、カモからヒトへは
うつらない。)ブタの中には、どんなDNA,RNA,蛋白質が潜んでいるか、
やってみなきゃ、わからない、後づけの説明しかできないのさ、位に
思っていた方がいいのかもしれません。
【2943】の適性密度は、適正密度の間違いでした。
誤字、脱字が多くて、ごめんなさい。
では。
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