邑瀬です。
横山さん:
> 賛成ですね。この問題、全てを詳しく把握しきれていませんが、微妙な生態系のバラン
> スはいとも簡単に壊れること、それを予測することは出来ないことを後世に伝える記念
> 碑的事業になりそうですね(茶化している訳じゃないですよ)。そう言う意味で末永く
> 注目していく必要が有るでしょう。
でもそういう意味に気づく人も残念ながら少ないですね。それに、たとえ諫早
湾が実際の原因だとしても、水門を開けたら必ず閉める前の状態になるかどう
か分からない。水門を開けて無事に元に戻ることを祈るしかありません。
> 実際に醤油の発酵はもろみ段階ではどの様なことが起こっているのか解らないそうです
> よ。醤油がどうやって出来てるか解らないから使わない人は居ないと思いますけどね。
> そもそも活性汚泥だって似たようなもんでしょう?
活性汚泥は国が自前で開発したから扱いが違うのでしょう。「家畜の糞尿」の
件も公的研究機関でデータを出せば通ると思います。もっとも、それに苦労さ
れている訳ですが...(雪が解けたら一度見学させて欲しいなぁ。)
話は変わりますが、有機質資材の堆肥化(有機肥料の生産)も結構経験と勘に
よるところが多いですね。「潜り」も含めて、これからどんどん増えてくると
思います。
ここで問題になってくるのが有機肥料の(国の)基準です。有効成分(チッソ、
リン酸、カリなど)と有害成分(重金属など)の含量基準が一応ありますが、
いずれも無機成分としての基準です。すなわち、例えばチッソ含量が何%かだ
ったら中身が何であれ「肥料」と名乗れるということです。
「多量に出る廃棄物(副産物)を何とか処理したいが、堆肥化には場所と時間
がかかる」となれば、堆肥化途中のものに(安い)化成肥料を混ぜて基準をク
リアされる可能性があります。一方、一部の有機系の有害性分(環境ホルモン
など)が分解せず堆肥化過程で濃縮するという指摘があります。現在のところ、
これらの対策がほとんどありません。
> > ☆「阪大の研究グループにより、O157の全ゲノムが解析」
>
> これやったのDGCbaseのヘッドK氏ですよ。
我が社の一員でもあります。でも上の件その他で大忙しのようですが。
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