[BlueSky: 2615] Re:2613 個人至上主義


[From] "Y.Kuzunuki" [Date] Tue, 19 Dec 2000 14:31:50 +0900

葛貫です。

須賀さんwrote:
> ウッ、最近よく経験するような(笑)。

須賀さん、優しいからでしょう。
過剰適応してメニエール症になってしまったことのあるおばさんは、
聞いた途端(;-o-)、(ー。ー#)と胃が重くなるようなこと、後になって、
傘がないだの、靴がないだのって、言訳を探すようになることが
目に見えていることは、どういう体裁でやってこようと、本当に、
そう思う人がやったらいいじゃんと、断れる面の皮の厚さを手に
入れました(笑)。(社会人として失格かな?)

> このあいだヘッセの『シッダールタ』(新潮文庫)をよみました。

須賀さんは、お読みになったんですね。
河合隼雄さんが何かの本で、この本を紹介されていたのを読んで
入手して、バックに入れて持ち歩いてはいるのですが・・・・・。
解説読んでわかったような気になっちゃ、いけませんね(笑)。

>欲望をすて己をすてるのはほんとうにたいへんだなあ、と思います

己を捨てたら、自分として生きている実感も薄れちゃうわけで、
欲がある自分を観ている、もう一人の自分が心のどこかにいれば、
いいんじゃないかな、なんて思ったりします。
初夏に科学MLの方に投稿したのですが、死ぬ前に「Oh,my Got !」
と言う言葉を発するのは、必死に保ってきた自分の世界が死とともに
消えてしまうことに対する自我の嘆きなのか、それとも、もう自我を保
つ必要もなく全一なるもののなかにとけて行くことを許された安堵の
ため息なのか。私は、後者であるような気がするのですが・・・・・。
いつか仰しゃっていた「融通無碍」という状態に憧れます。

先程
> 「家族」というもの自体、幻想なのでしょうか。
と、書いたのですが、共依存的な「家族」を復活させることは、私は、
望みません。誰か忘れてしまったのですが、「経営する」という視点から
家族を見た本を書かれた方がいらしたような・・・。
(新聞広告を面白そうだなと思って見ただけで、本文は読んでいません。)

21世紀社会は、親族共同体を中心とした自然社会に回帰するという
予想があったような・・・・・>和尚様

二木さん、HP拝見しました。
今、電灯を消して、ロウソクやランプ等の火の明かりを楽しむ人達も
いるようです。アロマテラピーは、香だけでなく、ろうそくの火の光等を
使って、五感全てをリラックスさせることを目的としているのかな、と
思いました。身一つでどれだけのものか、を知っておくこと、どれだけ
少ないもので生活できるかを知っておくこと、大切なことだと思いました。
#これから大掃除するのですが、この1年でどれだけの物を増やしたか、
#思い知らされることになるわけで、とっても気が重いです。
私、飛行機に乗ったことがなく、時間が異なった流れ方をしているよう
に感じられる場所のお話、うかがえたら幸いです。

では。


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