こんにちは、葛貫です。
和尚さん：
> 中国語では日本語の「仮想」は「虚偽」です。中国人は鋭い（笑）
> そんな訳で、本来ＭＬでの議論で相互の理解や社会的な意思形成が起こ
> るなどとは考えない方が良いでしょうから、個々の議論や相手の発言で
> 一喜一憂する必要など全く無いのです。仮想現実などその程度のもので
> す。
はい。
ゲームの中のA-Lifeの変遷に一喜一憂している息子と同じということですね。
ま、それほど仮想の世界に入り込めると言うのも一種の才能かもしれない、
なんて思ったりして（笑）。
たとえ相互理解や社会的な意思形成が起こらないとしても、相手の方の
意図を読み取れなかった原因が、自分の中にあったノイズのせいだったと
気付くのは、私にとって有益なことでした。
＃「そのノイズこそ、私のカラーよ！」と言ってしまうか、除くように努めるか
＃は、ともかくとして。
また、この仮想の世界で出逢った（？）方達のお話をうかがって、今迄、
dull（鈍色、重鈍？この語の質を表わす適切な日本語を思いつけない）に
見えていた世界が、色彩を持った柔らかい世界として感じられるようにな
ったこと、そして、【2374】の佐藤さんの
> このなかなか変えられない日本文化や伝統を前提条件として、
> どのようなコミュニティだったら、葛貫さんに積極的に参加してもらえ
> るのだろう？
というご指摘に、祭りを「つくりだす」ことはできなくても、腕組みをして
眺めているのではなく、参加してみるのもいいかも、と思うようにな
ったことも、私の場合、やはりよき変化だったのではと思われます。
現実の世界で、凄い気迫で変化を迫られたら逃げ出すに違いなく（笑）、
仮想と現実の間の程良い相互作用もあり得るわけで、ＭＬというものの
存在に感謝している今日この頃です。
>島氏の死をして彼
> は私にこう言いました。「また一人戦士が逝ってしまった」と。そして、
> 「日本人が肉を食べることを止めない限り、糞尿という現実との戦いは
> 終わらない。私は今でも運動家なのかも知れない」と。彼の発する気迫
> の凄さを知ることが出来る人も少なくなるのかなぁと思ったものでした。
余談ですが、井上陽水の「傘がない」という歌をきいた子供達が、
「雨が降っていて良かったね。晴れていたら、靴がないって言わなきゃ
ならないもんね。」と言って大笑いをしていたことがありました。
「行かなくちゃ、という頭と、雨に濡れてまで行く動機を持っていない心
の間の葛藤を歌っているのでは、？」と言うと、「勝手に複雑にして、
悩んでるんでしょ。気がなきゃ、仕方ないじゃん。」との明快な答。
強烈な動機を持っている世代（人）、動機を持てないで躊躇う世代（人）、
自然体の世代（人）、まあ、いろいろで、「人は生きたということに満足
すべきなのだ。人は、自分の世代から抜け出ようと試みることさえでき
るのだから」という、「されどわれらが日々」の中の言葉が思い起こされ
ます。
で、君はどうするの？聞きたくなるような、主体性のない内容になって
しまい、可笑しいな、と自分でも思っています（笑）。
では。
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