[BlueSky: 2555] Re:2554 COP6


[From] "SUKA, Takeshi" [Date] Wed, 6 Dec 2000 09:53:03 +0900

須賀です。

小宮さん:
> CO2排出量の絶対値を基準にとるならエネルギーに大きく依存
> している先進国は大昔の生活に戻らなくてはならないし、
・・・・・(中略)・・・・・
>  様々な要因があるので、結局公平な案というのは出せるわ
> けがないのだから、不満が残るだろうけれどもどこかに基準を
> おくしかないというところなのではないでしょうか。
>
> 環境庁の資料で各国のCO2排出量の推移を表したものがありましたが、
>
> http://www.eic.or.jp/eanet/hakusyo/1998/gif/c1310600.gif
>

このグラフによると、日本の一人当たりCO2排出量が
 同時代の世界平均とほぼ同じだったのは1962年(今の約3分の1)、
 1990年代なかばの世界平均とほぼ同じだったのは1966年
                       (今の約2分の1)
ですね。僕がうまれたころ(1960年代なかば)というのは、経済の世界
でいうと大昔になるのかもしれませんね(経済の世界でなくても大昔か)。

小宮さん:
> 結局は、一人一人の環境に対する意識を高めるのが一番の
> 方法なんでしょう(人のことはあまり言えないが…)。

環境庁がミュージカルの参加者と詩の募集をしています。
http://www.eic.or.jp/eanet/

「環境庁では、循環型社会形成推進基本法の制定を受け、循環型社会形成の
ための国民運動を盛り上げるべく、今回、一つの試みとして、同法を解説す
るミュージカルを作成し、参加型の普及啓発施策を実施する。
一方通行的な情報提供ではなく、歌唱参加、詩作参加を通じて、同基本法
の理念や目指すべき社会像に対する理解を深め、循環型社会形成の意義を認
識してもらうことを狙いとしている。
特に、詩作部門への応募作品については、優秀な作品を環境大臣賞(予定)
として表彰し、専門家による作曲を行う。」

とのことです。ううむ。なんと大胆な。
Takeshi SUKA
Nagano Nature Conservation Research Institute (NACRI)
E-mail: suka@nacri.pref.nagano.jp


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