[BlueSky: 2415] 奉仕よりも生活教育を


[From] "Sato, Kenji" [Date] Fri, 29 Sep 2000 00:33:53 -0400

佐藤@ミシガンです。
話はドンドンとずれていきますが。

> で読んで,そんなバカな話はあるか,死んだら食べなくちゃ家畜だって
> 報われないじゃないかと思って検索したところ,
> http://wwwcl.mhw.go.jp/~hourei/html/hourei/contents.html
> の第5編第2章第3節にある
> 「と畜場法(昭和28年 8月 1日法律第114号)」
> の第9条によれば,都道府県知事に届けて許可を得ればいいみたいです。
日本でも届け出るだけで自家屠殺は認められるはずです。届け出は”許可”を得る必
要はなかったんじゃないでしょうか。アメリカでは当然、自分の牛は自分で屠殺して
食べていいようです。法律上の可否は知りませんが、牧場主は自分の牛を自分の土地
でさばいて丸焼きパーティを開いたり、冷凍して夕食用に保存したりしています。
で、つい最近、ミネソタで炭疽という病原菌にかかった牛を食べた人が何名か出まし
た。炭疽は湾岸戦争でばらまかれるかもしれないから米国兵が急いでワクチンを打っ
たと言われる、バイオテロリズムにも利用されうる最強の細菌の一つです。(食べた
人たちにもワクチンを急いで打ったそうです)。自家屠殺される方、お気をつけくだ
さい(そんな人このメーリングリストにいるわけない??・・・)。
  ちなみに、”殺した”家畜は食べますが、”死んだ”家畜は世界中どこでも基本
的に食用にするのは避けます。

  本能とか生活体験とか話題になっていますが、アメリカでは、12歳ぐらいの少年
からもう親に付いて猟に行きます。もちろん猟銃で撃つのです。日本にいるときは知
らなかったのですが驚くほどハンティングが盛んで、一般的です(・・・・また、別
の話ですがアメリカの銃社会の根深さをみる気がします)。キジやカモやウサギ、七
面鳥、最高の獲物は、やはり鹿です。つい2週間前には弓矢でカモを捕る講習会をア
ウトドア用品のお店が企画し、8歳ぐらいの子供も参加していました。捕った獲物は
さばいて食べます。こんな体験を都市に住む日本のお母様方が肯定するとは思えない
なぁ。


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