[BlueSky: 2409] 奉仕よりも生活教育を


[From] "Y.Kuzunuki" [Date] Thu, 28 Sep 2000 21:16:13 +0900

こんにちは、葛貫です。

今日、子供達が通っている小学校に用事があって行ってきました。
来週、子供達が稲刈りをする田んぼの畦に咲いているヒガンバナの赤
がとても鮮やかでした。今年のように残暑が厳しくても、ちゃんと、お彼
岸の頃に咲くのですね。日照時間の変化により開花がコントロールされ
ているのだと思うのですが、時期になると、地面から、スッと茎を伸ばし
て花を咲かせる、何処で、光を感知しているのか、不思議に思いました。

中澤さん【2401】:
> 学校全体の分を賄える生産
> 物を維持管理するために,順繰りに作業に従事すれば不可能ではな
> いような気がします。これができれば食糧自給率も上がるし,生き
> るとはどういうことかを実感させる教育にもつながるのではないで
> しょうか? 

学校全体の分を賄うには、程遠いですが、
子供達が通っている小学校では、各学年の能力に合わせて、田植え、
除草、収穫、餅つき、わら草履作りをさせてくれます。他の授業も普通に
こなしながら、6年間かけて、季節ごとの田んぼの生物を見ながら、米作
りを体験させてもらっています。新宿から電車で1時間位の郊外で、近所
の方が田んぼを貸して下さり、農作業に地域の敬老会等の協力が得ら
れるから、できることなのかもしれません。
以前は、高学年が羊を飼って、毛を刈って、バザーで売っていたことも
ありました。長女が飼育していた年度に、誤ってビニール袋を食べて
死んでしまったのですが、飼っていた羊のお葬式をしてあげるというのも
貴重な体験だったと思います。(大学の畜産科や獣医科だと、解体して
食べちゃうこともあるらしいですね。小学校では、しませんでしたが・・・。)
農作業や飼育を計画し、付き合って下さる先生は、本当に、大変だと思
います。クラスの担任にならず、このような作業を担当する教員がいても
いいのでは、と思いました。




▲前の記事へ ▼次の記事へ △記事索引へ △青空MLトップへ

(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。