こんにちは、葛貫です。
石丸@京都さん【2379】:
>少々日本人がみてもショックなイルカ漁の映像が公開されています。
>まぁ、牛と何がちがうのかといえばそれまでですが....。
>これをみたら欧米人はさぞかし怒り心頭だろうと想像しております。
>
>このことで議論に関して、特に、主張をするつもりはないのですが、
>感情的なもの(または、文化的なもの)と政治的なもの、環境や経済など
>重層的にかさなった問題の中でのひとつの主張のあり方の
>わかりやすい例を紹介といったとこでしょうか。
今回の調査捕鯨拡大に対する米国の制裁云々のニュースでも、
漁船に引き上げられ、血海のなかで解体されて行くクジラの映像が
流されていました。視覚情報が人にとって一番インパクトがあることを
知りつくした煽情的で、下品な報道の仕方だな、と思いました。
目に見えないかたちで蓄積され、鯨やイルカの仲間の身体を蝕んでいる
物質があることは事実です。それは、食物連鎖の頂点にいる同じほ乳類
であるヒトにも似たような作用を示す可能性があり、そのことを鯨やイルカ
類の減少の要因として、表立って取り上げられたら困るグループがいるの
ではないか、だから、こんな煽情的な映像を流しつづけてるのではないか、
と、思ってしまいます。
海洋に拡散した難分解性有害化学物質の回収方法としては、食物連鎖の
上位にある動物のその物質が蓄積されやすい臓器や脂肪を回収して処分
する方法が有効かも、という話を、どこかで読んだことがあります。
まあ、いろいろな見方ができるということで。
しかし、国際捕鯨委員会ではなくて、何で米国が制裁するんだろう?
そういえば、ユーゴの空爆の時も、国連を通さなかったな・・・
地球人を代表して宇宙人と戦うアメリカ大統領、なんていう、ハリウッド映画
を地で行ってるつもりなのかしら・・・・・。何か変。
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