大塚です
私は須賀さん[2293]の
> その子どもたちが僕(35才)のことを何のためらいもなく「おじちゃ〜ん!」
> と無邪気に呼ぶのには、酷薄な現実をつきつけられた思いがしましたが。
は、「お兄ちゃん」と呼んで欲しかったからなのかと思いましたが・
・・(私は須賀さんよりも40才に近いのですが、まだ「おにいちゃん」
と呼んでほしいと思っている)
閑話休題
私は野外調査系の生物(主に昆虫)学者のつもりなのでずか、30を過
ぎてからでも葛貫さん[2294]の
> 私も大学に入るまでは、生物にはあまり関心がなかったのですが、
> 詳しい人について歩いて、鳥、植物、虫、動物、更にキノコ、雲、星
> 等を見ることを教えてもらい、とても世界が広く、豊かなものになり
> ました。
のような経験をしたことが何度もあります。バードウォッチャーと一
緒にいると鳥がたくさん見つかるとか、初めてではない植物園の温室も
植物学者のうんちくを聞きながら歩くと全く違ったもののように様々な
驚きがありました。
昆虫でも、系統が異なる虫では同様の経験をします。
思うに、別の生き方の世界のようなものに気づかされる驚きが楽しい
のではないかと。テレビや本で見てわかったつもりになっていても、実
物を前にして、その世界に気づかされる機会があると印象の強さが違い
ます。
まあ、子供は後づけでこんな感慨を持ったりせずに、もっと素直に楽
しんでいるから、パワーがあるのだし、我々「お姉さんお兄さん」たち
も楽しんでいるときにはこんな事は考えていないのですが。
なんだか随想みたいになってしまいましたが。
ここ4ヶ月ほど虫の世話などで中断していたコスタリカの報告、上記の
「驚き」もありますのでぼちぼち復活したいと思っています。
大塚
東京医科歯科大
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