[BlueSky: 2296] 【子どもと自然】 創刊号  2000/09/01


[From] "平山明彦" [Date] Fri, 1 Sep 2000 09:15:40 +0900

平山@NPO 法人学校ビオトープ

当法人 ではメールマガジン 子どもと自然 -環境教育メールマガジン-
を9月から月2回発行することになりました。

見本誌をお送りいたします。
ぜひとも登録いただけるようお願いします。
登録は下記のホームページで行えます。
登録は無料です。
http://inclube.hoops.ne.jp/biotope/MM.html
ホームページにアクセス出来ない時は
biotope@mx1.alpha-web.ne.jp
にご連絡下さい。代理登録をいたします。

●見本誌

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
 
 

   ☆★☆ 子どもと自然  -環境教育メールマガジンー ☆★☆
   
NPO 法人 学校ビオトープ・ネットワーク(全国組織) 【vol.1】2000.09.01
http://www.kyobun.co.jp/biotope           現在の会員数:1477人

======================================

━━━<PR>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 このメールマガジンは NPO法人 学校ビオトープ・ネットワーク(全国組織)が発
行しております。ただいまネット会員(会費:無料)を募集中です。
詳細はホームページをご覧下さい。
http://www.kyobun.co.jp/biotope (子どもと自然のために)
ネット会員には メールマガジンの購読と学校ビオトープネットワークの主催する
各種会合への優先参加、メールマガジン等への寄稿の権利等があります。(入会は
無料です) 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<PR>━━━━━

-----------------------------------------------------------------------

■創刊のご挨拶に代えて■
 学校ビオトープ・はじめの一歩  
               学校ビオトープ・ネットワーク会長 杉山 恵一

 学校ビオトープは全国各地に広まりつつありますが、各学校で必ずしも生物知識
の豊富な先生がおられるわけでもないので、一体そんなムズカシいものができるだ
ろうかと尻込みをする向きもあるようです。そこで、私はこのように言って安心し
ていただくことにしています。
 それは「ビオトープには失敗もなければ、これが完成ということもありません」
大部分の学校は、すでに一種のビオトープなのです。何本かの樹木、少しの草地で
もあれば、そこには何らかの生態系が存在します。むしろ、最初はそのような生態
系の実態調査から始めることが望ましいでしょう。そして、水たまり程度の池でも
掘れば、2、3日のうちにアメンボなどがやってくるはずです。
 ほったらかしでも生態系はめまぐるしく変化してゆきます。教材として利用する
場合には、どのような方向に生態系を進展させるかを考え、そのためにはどのよう
な設えをして、どのように手を入れていったら良いかを考えましょう。しかし、ど
んなに望ましいビオトープでも決して「ある状態」でとどまるものでないことも心
に銘記しておきたいものです。

-----------------------------------------------------------------------

■学校ビオトープレポート■   
 このコーナーでは毎回1〜2校の学校ビオトープを紹介します。
 皆様の原稿をお待ちしております。

●市立城北小学校(静岡県静岡市) 学校ビオトープ・ネットワーク  村上 敏 
 
          
 創立18年目というから、それほど歴史の古い学校ではない。しかし、緑の量から
いうと、静岡県内でも屈指の学校緑化モデル校である。聞くところによると、初代の
校長の英断でこれだけの植栽がほどこされたのだという。やはり、創立時の基本的デ
ザインというのは学校づくりにおいて決してないがしろにはできないものだと思う。
幸いにも、それから、18年間、緑の学校のコンセプトは否定されることなく、さら
に拡充して今日に至った。昨年からは、市内在住のチョウチョの専門家から指導を仰
ぎ、学校緑地を活用した生きもの観察会などを実施している。植えられている植物
は、
観賞用園芸種や果樹が大半であり、郷土種へのこだわりというものはほとんどない。
それでも、下草の管理状況等を見ると、チョウチョの食草をわざと残しておくような
配慮も伺われ、もともと学校緑化としてスタートしたものが、ビオトープとして認識
され、管理方法にも意識の変化をもたらしていることがわかる。この学校の緑化は国
土緑化推進機構が主催する学校緑化コンクールでも県代表として入賞を果たしている
実績がある。また、花壇づくりにも力を入れているが、ガーデニングの手法とビオ
トープづくりの手法の両面をもった城北小学校の緑化は、子どもたちや地域の人々
に、
多様な樹芸文化を示す格好の教材園になっている。
 ちなみに、私が同校敷地内にある樹種を数えてみたところ120種程であり、市内
平均である50種の倍以上になる。園芸種だろうが何だろうが、これだけバラエ
ティーに富んだ植生であると、自ずと昆虫相も増えてくるのである。

-----------------------------------------------------------------------

■子どもと自然のために■ (子どもと自然のための情報を掲載します。)

1.日本環境協会こども環境相談室 開設
  こども環境相談室は、こども達の「知りたい」というニーズに応えることによ
り、
  こども達の環境保全への意識の高揚及び取組みの一層の進展を図ることを目的と
  しています。

  ◇『日本環境協会こども環境相談室』の概要◇
   (1) 開設日時 毎週月曜日から金曜日までの午後1時から5時まで
   (2) 開設場所 財団法人 日本環境協会内
   (3) 相談先
     ・ 手 紙 〒105-0003 東京都港区西新橋1−7−2
              虎の門高木ビル7階
     (財)日本環境協会『日本環境協会こども環境相談室』
     ・ 電 話 03-3508-2658(相談室専用電話)
     ・ 訪 問 前もって相談員に連絡し、訪問する日や時間などを決めて
      いただきます。
   (4)相談員(五十音順) 田中茂氏、内藤定芳氏、林正徳氏、原秀雄氏
   (5)相談料は無料です 

2.ドイツ万博ツアー(自由森学園 秋休みドイツ研修旅行)

  今年はドイツで 人間と自然の共生をテーマにした万博があります。
  この万博と学校生物教育センター(生徒と先生、一般向けの環境施設でセミ
  ナーと施設見学)、学校訪問、ハイデンベルクの市役所訪問(環境行政に関
  する行政セミナー)などを体験するツアーあります。

 (1)日 程 2000年10月21日(土)〜29日(日)
 (2)費 用25〜27万円 実費(参加数による)
 (3)どなたでも参加出来ます。
    学校ビオトープ・ネットワークの塩瀬 治先生(自由の森学園)が同行
    します。

  詳細は 電話&ファクシミリ 0429(63)4175 塩瀬 まで

-----------------------------------------------------------------------

■イベント情報■
  子どもと自然のためのイベントを掲載します。

1.【イベント名称】学校ビオトープ・シンポジウム in 中部

 【日 時】
  ・平成12年9月22日(金) 9:30〜17:00
   ビオトープ見学会(定員40名)
    深溝小学校見学 ソニー幸田(株)企業緑地 原北小学校「形北の森」
    西浦小学校「きじっ子の森」
  ・平成12年9月23日(土・祭日) 10:00〜16:00シンポジウム(定員200名)
    パネル討論  コーディネーター ビオトープを考える会会長 長谷川明子
    特別講演 1 (財)日本生態系協会会長  池谷奉文
    特別講演 2 常葉学園短大助教授・学校ビオトープ・ネットワーク 
          山田辰美
 【会 場】名古屋市教育館(名古屋市教育センター分館)
      名古屋市中区錦3丁目16番6号
 【定 員】見学会      40名
      シンポジウム  200名
 【参加費用】見学会(バス、昼食含む)  5000円
       シンポジウム(資料代等)  1000円
 【参加申込】9月10日まで
   以下の郵便口座にご入金ください。(定員に達し次第締切)
   口座通帳記号 12380 番号 37918631
   加入者名:(特非) 学校ビオトープ・ネットワーク
 【参加申込問合せ先】
   NPO法人 学校ビオトープ・ネットワーク(全国組織)
   村上 敏 murabin@lilac.ocn.ne.jp, info@fge.co.jp  
   電話:054−653−0107
   Fax:054−653−0108
  http://www.geocities.co.jp.NatureLand/1639/


2.【イベント名称】田んぼの学校シンポジウム

   農村環境の多面的機能を活用する環境教育、それが「田んぼの学校」です。
  水辺や水路、ため池、里山などを学びと遊びの場として活用し、豊かな感性を育
み、
  農業農村への理解も深めていくことが目的です。
   今回は、実践例を交えながら、人類学、生物学、環境教育、農村振興の視点か
ら、
  「教育の場としての田んぼ」をテーマに考えます。

 【日 時】日時:平成12年9月13日(水)13:00〜17:00
 【会 場】場所:東京大学弥生講堂一条ホール
 【内 容】
  第1部・基調講演テーマ「子どもと自然」
   河合雅雄(京都大学名誉教授、兵庫県立人と自然の博物館館長)
  第2部:パネルディスカッション
   コーディネーター・岡島成行(環境教育)
   ゲスト:河合雅雄(人類学、生態学)
   パネリスト:鷲谷いづみ(保全生態学、植物生態学)/湊 秋作(児童教育、
   ヤマネ研究家)/太田伸介(農村振興)
 【定 員】定員300名(入場無料)
 【主 催】社)農村環境整備センター
 【共 催】東京大学大学院農学生命科学研究科
 【参加申込問合せ先】
   東京都港区芝4−16−4 ちくだんビル
  (社)農村環境整備センター内・「田んぼの学校」支援センター
  (Tel.03−5484−4521, Fax.−4541)
    tanbo@acres.dion.ne.jp
    URL:http://www.acres.or.jp/tanbo/


3.【イベント名称】地球環境セミナー「美しい地球を子どもたちに」
 
   ネットワーク『地球村』代表の高木善之さんを初めて高槻に迎え、講演会
  「美しい地球を子どもたちに」を開催することになりましたのでお知らせいた
  します。笑いあり、涙ありのあっという間の2時間半です。
 
 【日 時】2000年9月8日(金) 18:30〜21:00
 【会 場】 高槻市現代劇場中ホール
 【参加費】 前売り800円(当日 1000円、託児代700円)
【参加申込問合せ先】お問い合わせ先 岸本 makotokishi@ma3.justnet.ne.jp


4.【イベント名称】森のセミナー 〜子供と楽しむ自然体験〜

   ネイチャーゲームのプログラムを中心に、子供と楽しみながら自然体験がで
   きる方法とその進め方のポイントについてプログラム体験を通して学びます。
   こんな方々、ぜひご参加下さい!
   ・子供に自然体験をさせたいけど、どのようにしたらいいのか分からない
    お父さん、お母さん、子供会等のリーダーさん。
   ・総合学習のテーマを環境でやってみようと考えている小学校の先生。
   ・自然案内の方法を知りたい方ならどなたでも!

 【日 時】2000年9月10日(日)10時〜14時
 【講 師】生田 哲朗氏(社団法人ネイチャーゲーム協会福岡支部)
 【会 場】油山自然観察の森 自然観察センター
 【対 象】高校生以上 30人
 【参加費】無料
 【主 催】油山自然観察の森
 【申込方法】往復ハガキに氏名・年齢・住所・電話番号と「森のセミナー
       に申込」をご記入の上、油山自然観察の森まで。
       申込多数の場合は抽選になることがあります。
       申込〆切:9月4日(月)必着
 【参加申込問合せ先】
       油山自然観察の森(毎週月曜休館)
       〒811-1355 福岡市南区桧原夫婦石855-1
             電話 092-871-2112
          開館時間 9時〜16時30分
            
-----------------------------------------------------------------------

■ホームページ・メールマガジン情報■
 子どもと自然のためのホームページの情報を掲載します。
 
1.子どもと自然のために 開設されました。
   NPO法人 学校ビオトープネット・ワークのホームページ
   http://www.kyobun.co.jp/biotope

2.恵み野中学校(北海道恵庭市)のホームページ
 科学部(MSC)がビオトープを作りました。
 http://www1.ocn.ne.jp/~megutyu/

3.「21世紀絵コロジー」環境漫画 
   学研、ベネッセ等で漫画&イラストを描いてる つやまさんホームぺージ
   http://www12.u-page.so-net.ne.jp/cg7/tsu-yan/

4.ED-News Magazine
  ・教育関連Web-News
  ・教育関連書籍の新刊情報
  ・新聞の教育関係記事見出し情報
   詳細・登録は http://www.ed-news.com/mailmag/mailmag.html

-----------------------------------------------------------------------

■学校ビオトープメールリングリスト■
学校に、地域に、ビオトープを!  
 野生生物の生息空間を保全あるいは創りだそうと、今、いくつもの学校が、地域
が取り組み始めています。そんな方たちの繋がりを求めて、学校ビオトープのメー
リングリストを開設しました。(現登録者 300名)
メンバーは、各地でビオトープに取り組む学校の先生をはじめ、日本生態系協会、
学校PTA、地域住民・・・と様々です。
 それぞれの地域色を生かした、豊かな生態系を育んだビオトープが持続できるよ
う、多くの人の経験や知識を出し合える場を作っていこうと、皆、意欲的です。
 ビオトープに関心のある方、今後関心を持ちたい方、是非参加されてはいかがで
しょう?
学校ビオトープMLは以下のURLから登録出来ます。
http://inclube.hoops.ne.jp/biotope/biotope
ホームページを閲覧出来ない方は biotope@mx1.alpha-web.ne.jp までご連絡下さ
い。手動で登録いたします。

----------------------------------------------------------------------

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜□■編集後記■□〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
創刊号ということもあり、見本誌のようになりました。
”子どもと自然”に皆様の情報、原稿をお寄せください。
編集部ではメールマガジンの原稿(自然と子どもにかんする話題)、イベント案内、
ホームページ情報(ホームページの更新、開設)その他を募集しています。
 biotope@mx1.alpha-web.ne.jp までお送りください。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

----------------------------------------------------------------------

◆このメールマガジンに対する全てのご意見・ご感想・掲載要望は、
 biotope@mx1.alpha-web.ne.jpまで、メールにてお気軽にご連絡下さい。

 一部購読者にはテスト版が誤配信されました。申し訳ございませんでした。

 子どもと自然 -環境教育メールマガジン- 
  編集・発行人 平山 明彦(NPO 法人 学校ビオトープ・ネットワーク)
                http://www.kyobun.co.jp/biotope
-----------------------------------------------------------------------
  
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
【配 信】
  ◆まぐまぐ(http://www.mag2.com) ID No.0000043179
  ◆PUBZINE(http://www.pubzine.com/) ID No.008435
◆melma!(http://www.melma.com/) ID No.m00014675
◆ココデ・メール(http://mail.cocode.ne.jp) ID No.700300255
◆メルマガ天国( http://melten.com/m/1870.html) ID No.1870
◆Macky! (http://macky.nifty.com/) 
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*





----------------------------------------------------------------------
■次世代 FreeML?■  あなたの指先がインターネットの未来を占います
○技術者募集→ http://click.freeml.com/ad.cgi?id=aaa0AayiVAb7ANw


▲前の記事へ ▼次の記事へ △記事索引へ △青空MLトップへ

(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。