中澤です。
ぼくは環境政策には素人なので，市民としての感覚でコメント
しますが。
石谷さん：
> 環境アセスメント法が施行され，早１ヶ月が経とうとしてます。
> でも，この国は環境にお金を出さない国の筆頭ではないでしょう
> か？一点豪華主義というか，例えばダイオキシン類に関すること
> なら，いくらでも金を出す替わりに，気の長くなるような保全の
> 問題には全く無頓着です。後手後手に回っているくせに，そんな
> 自覚は全くない，それがこの国日本という国の実情でしょう。
一点豪華主義というよりは，
１）欧米から問題だと言われると動く
２）票に結びつきそうな社会的関心を集めると動く
ケースが多いように思います，この国の環境政策は。
最近の藤前干潟の例のように環境庁が有効に動いた
例もありますが，政治家の動きには上記２点を強く
感じます。
といっても，環境問題について，どこから対策を打つべきか
という全体を見渡した評価をするための方法論は，今のところ
ないと思うので（あったら教えてください），個別の問題に
ついて，中西準子さん（横浜国立大学）的なリスクアセスメント
をして，これは問題だと思った人が声をあげて，社会的関心を
高めるしかないのだと思います。
> このメールは，資源保護のため紙を使用しておりません。
これ，いいですね。
＃Signatureにコメントするのは反則かもしれませんが。
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Minato Nakazawa, Ph.D. <minato@sv3.humeco.m.u-tokyo.ac.jp>
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