[BlueSky: 1976] 少年犯罪


[From] Mitsuo SATO [Date] Mon, 15 May 2000 19:59:05 +0900

佐藤光之進と申します。

>小宮さん:
>>いったいなんでこんな状況になってきているのでしょう?

僕の勝手な意見を書きます。放言です。


(1)犯罪者の区分
専門家の方がいたらお願いなのですが、犯罪者の分類を
やってほしいと思います。それは、異常、危険、普通とい
う分類です。

僕の意見は

異常:見ず知らずの主婦殺し
危険:バスジャック
普通:5000万円カツ上げ+殺人計画

です。元々質的に異なる人間の犯罪と言う意見です。

普通は、被害者の努力で防げる範囲の犯罪
危険は、周りでチェックすれば防げる範囲
異常は、防ぎようが無い犯罪

もし、現代が普通な人を危険な範囲まで持ってゆき、
最後には異常な人間に仕立て上げるなら問題ですが、本
当に、普通→異常 になるのだろうかが疑問です。


(2)ゆとり教育の問題
教師の話を聞くと、管理教育と知的教育のウェイトが
減ってからが急激に、この手の犯罪が増えたように思い
ます。論理的ではないですが、文部省の言う「ゆとり教育」
だと、変な奴が増えるのでは?と心配しています。

例えば、甲子園を目指す若者に「ゆとり練習」をさせる
監督がいるのでしょうか?ある特別な人には「ゆとり」が
効果的ですが、大部分の人には「管理教育」が豊かな人間
性を育てるのではないでしょうか?

蛇足ですが、モチロン、昔に戻れと言っているのでは
ないですよ。


(3)ストレスは悪者?
何か、ストレスを悪者にすればそれで全部解決みたい
な議論がマスコミで多くあります。ストレスから犯罪ま
での道のりは、遠く険しい(笑)と思います。

問題は、「ストレスがあるのは、変だ」という発想です。
何事も無ければ、「ストレスなしで暮らせる」みたいな発
想があるように思うのですが、これが危険思想です。

どんなに勉強したって、どんなに楽しい人生だって
ストレスはある、どんなに辛く苦しい人生にも喜びが
あるように。


(4)理想とは?
理想の人生とは、理想の状態で「ある」ことでなく、
理想に向かって努力する(*)ことなんだという発想が欠
けているのではと思っている次第です。

(*)つまり、いつも今現在は理想ではないということ(笑)

--
Mitsuo SATO
winner@isid.co.jp


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