玉奥さん左巻さんこんにちは
山本です レスが遅れましてすみません。
>
玉奥さんwrote:
>
> >疑問点、
> >１．クラスターってなーに？
> >水分子の集合体っていうけど・・・・
>
> 同じ種類の分子が集まってできた「いれもの」のような形の分子集団
> の事を言っているようです。ですから、水の集団に限ったものでは
> ありません。
> >
> >・もともと、水の状態でも分子はある程度は結びついているのであるが
> > それがどのような塊として認識されるのでしょうか？
> >
> > （金属結晶での”粒”（粒界割れ等の”粒”）なのか？液体でもそのような
> >ものが存在するのでしょうか？？？）
> >
>
> クラスターの集合は緩やかな集まりで、離合集散を繰り返しているものを
> 指しており、金属の集団に近いのは水の結晶構造である氷でしょう。
説明不足でした、金属の場合たとえば結晶の並ぶ方向がある程度まとまるのですが
全部が全部同じ方向を並ぶのではなく、結晶方向並んだある固まり状のものが
組合わさっているというばあいが多いので、クラスターもそのようなものかと
（つまり、ある程度分子結合＋水素結合で結びついた水分子が何個かで集団を作り
その集団がたくさん集まったものがクラスターかなぁ？？？と思いました。）
で、水の場合常に分子は振動（熱振動）しているはずなので（氷でも振動しています
が・・・）
クラスターは常に変化して大きなものとして存在しうるのか？ということでした。
左巻さんのご説明でよく解りました。
>
> >・結合力は分子間を結合させている分子間力か？
> > （だったら変わりないようにも感じる。）
> > （もしそうなら、奥玉さんが書かれている沸点の変化で証明できる？？？）
> >
>
> 水の場合の結合力は、酸素と水素の電子構造に由来する「水素結合」
> だと思います。
> 水の場合では、自由エネルギーの大きい気体の水（蒸気）ではその質量
> から、１分子のH2Oとして存在しているようです。
（ここんとこ、よく解らないのですが）
ということは
クラスター自身の結合エネルギーが別に無いと沸点は変化しないと言うことですか？
>
> >・クラスターの大きさで、他の成分が（金属分子原子などが）
> > 水分子の間に入らない様にできるのだろうか？
> > （なんか違うような気がするのですが？？？）
> >
>
> 水が物質を良く溶かすのは、水分子が溶かす相手に取りついて水の中
> に引っ張り込むからです。金属イオンが水に溶けるのも同じです。
> ただ、クラスターの大きさを操作できないので自由に溶かしたり、不溶に
> したりは水だけでは出来ないでしょう。
> ですから、水が接触しないようにすれば溶けません。錆止めに油を塗る
> のもそのためです。
>
> 氷は自由度のない結晶ですから、物を溶かしません。水を一部凍らせ、
> その氷を取り出して溶かせば前よりきれいな水になります。
ということは、防錆効果はクラスターの大きさには関係していって事ですか？？
それとも、クラスターの大きさによって金属イオンの取り込む方式が違うのでしょう
か？
たとえば錯体のようにH2Oの数によりイオンの形が違う様に・・・？？？
> ここらへんになると全くわかりません。
> これも全くわかりませんが、身近な水が人間の生命にとって最も大切で
> 基礎的な作用を担っているようです（体重の半分以上は水ですから）。
>
> では。 玉奥克巳
いろいろありがとうございました。
なんか頭の中がこんがらがりますね・・・
（文中の表現などもまちがっているかもしれません。その場合はご容赦を）
> 左巻さんwrote：
> 水の液体構造については「従来から混合モデル、割り込み分子モデル、歪んだ
> 水素結合モデル、乱れた網目構造などが考えられてきた」（高岡京＠武蔵工大）
−−−−中略−−−−−−−−−−−
> ８５％）をもって、四面体構造の五量体が形成・存在しているということです。
>
> ですから、水のクラスターなるものは、１０の-12乗秒という短時間で生成消滅
> している非常に動的なものです。
ありがとうございました。
これですこれです。数字や詳しいことなど全然知りませんが、
なんか水の結晶or水分子の集合体というとそれこそ流動的なイメージを持って
しまって、なんかクラスターという固まりをイメージするのが難しいですね。
こんな風にイメージ（完全に合っているかどうかは？？？）していましたもので
でも、防錆効果はあるって言うのはなぜか非常に気がかりな点なのです。
？？？
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