こんばんは。「ごとうむし」こと後藤です。
須賀さんによれば、塩味でクリーミーな舌触りで一部のヤングに
好評だとか(1666)。光栄ですが、炒められるのはごめんです。
さて、ずっと「昆虫食」の話題の異様な盛りあがりぶりを見ていて、
「いつ終わるんだろう?」(笑)と思いつつ、一つの考えが生まれま
した。以下フィクションかつ社会批判に基づく空想でして、ぼくの
趣味趣向ではないことをご了承ください。
小宮さんの「昆虫の養殖」に近いんですが、近い未来に、遺伝子
組換えによる「食用昆虫」が開発されるのでは、というものです。
要は、見た目や色、動きなどが気になるわけですから、次のような
虫なら、女性の方からお子様、お年寄りまで誰でも食べられます。
■辛味目の食用昆虫の例
・原種:バッタ・イナゴなど
・寿命(賞味期限):約1月です。
・生殖機能:ありません。勝手に増殖して生態系を破壊しないた
めです。 (ウソ。いくらでも増やせると売れなくなるから)。
・食事:食物繊維、古紙などです。リサイクルに貢献します。
漂白剤などの化学物質は全ては羽根に蓄積されるので、召し
上がる前にちぎって「棄てて」ください。焼却等に伴なう有害物
質の生成に製造者及び販売者は一切責任を持ちません。
・排泄:乾燥系の糞を一日数回しますが、衣服やお部屋を汚しま
せん。普通ごみとして棄てられます。
・外見・色:佃煮色でてかてかしていて食欲をそそります。
・匂い:甘辛系でこれも食欲をそそります。
・活動形態:動きはのろく、機械的ですから、食べる時に思い出した
り、情が移ったりしにくいことが特徴です。
・栄養価:ビタミン・カルシウムなどが豊富に固定・含有され、
寿命期間内は食餌の多寡にかかわらず高い栄養価を保持。
種類によって、含有する栄養バランスが異なり、補給食とし
ても有効です。
・脚:機能は果たさず、ボリュームはあります。美味です。
・歯、爪など:食餌用の臼歯以外は一切ありません。
・乾燥すると長期保存が可能です。
・人間の消化液ですぐ溶けます。
・鳴きません。
このほか、カイガラムシを改造した甘味目の食用昆虫として、チョ
コボール型や桜餅風などがあり、大きさもさまざまで集合体もあ
ります(トッピング?)。
・・・こういうの絶対でてきますね。生物農薬とか作ってる企業がア
ブナイ。つくらせないようにウォッチしなければ。
では、世紀末SF風の悪趣味なレシピ、ではなく一席でした。
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後 藤 隆 [ Takashi Goto ]
[mailto:takapi-@sf6.so-net.ne.jp]
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