澤口@大崎です。
葛貫さんは書きました:
>企業側に言わせれば、温暖化の緩和には原子力発電を、ということになるの
>かも知れませんが、ウラン鉱採掘、放射性廃棄物の管理・処理の問題を考え
>併せると、環境負荷はどちらの方が大きいのかな、と思います。
>また、「お客様に必要な電力を供給するため」という言い方をされてしまうと、
>電気を使っている人は、共犯者ということになってしまうのでしょうか。
一応、電力業界に関わっていたので、多少は知ってます。
結論だけ言いますと、「放射性物質の放出も含めて、環境負荷の総量は石炭・
石油の方が圧倒的に大きい」が正解だと思われます。海洋汚染はほとんど石油
ですし。酸性雨なんかもそうですね。
ただ、石炭・石油の場合は使われ方が薄く広く、ですから、被害が顕在化する
ことは少ない。じわじわときいてくるボディーブローですね。
原子力は一旦事あれば被害が集中しやすく、かつ回復できない。
わたしが子供の頃はビキニ環礁での水爆実験だの高空核爆発実験だのとんでも
ないことが行われていましたが。
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