[BlueSky: 1652] Re:1650 やぎ乳


[From] "Yoshiyuki Aizawa" [Date] Wed, 5 Apr 2000 00:28:38 +0900



こんにちは、相澤です。澤口さんコメントありがとうございました。

> やぎは肥育対象にはなりません。羊と同じで、草を食べる頃になっては
> 肉(というか、脂肪)の臭みが非常に強くなり、よほど飢えている人で
> ないと食欲のわくものではなくなります。
> 食肉になるのは生後1年以内の、乳離れしていない時期に屠畜したもの。
> 飼料の工夫とかあるのかも知れませんが。
> わたしは羊よりおいしいと思うのですが、普通は流通ルートがないのと、
> 量がとれないので kg 単価が(まぁ加工賃ですね)高くつくことから一
> 般的ではないですね。
> 子やぎ(生きたやつ)は市場では500円くらいでしょうが、出す人
> はあまり見かけません。

研究室で飼っていたヤギには、一定量の濃厚飼料を与えていたことから、草だけでは
いけないのではないかと考えていました。
しかし、生まれたてのコヤギが少しずつ歩けるようになり、無邪気に走り回わった
り、親ヤギに甘えたりしてる光景を見たりすると、乳離れもしていないコヤギを屠畜
するのはちょっとかわいそうな気がする。
まあそれは、エゴでしかない。実際、屠畜場では毎日牛や豚がトラックで運ばれ、
淡々と、見事に「肉」になっていて、それを食ったり残したりしているのですから。

食べ物を無駄にしないというのは、そういうことを考えると身にしみます。

> >私は飲んだことありませんが、搾乳は確かににおうかも知れませんね。
> 牛乳でも搾りたての生は結構臭みも味も強くて、腹をこわす人が多い
> ですから、何か加工法を考えれば普通に飲めるものが作れるかもしれ
> ません。どだい量は期待できそうもありませんから、コスト的には
> 趣味の範疇になりそうです。

私が海外で飲んだのは、スーパーで普通の牛乳と一緒に並んでいたパックの
やぎ乳です。あまりうまいものではありませんでした。


▲前の記事へ ▼次の記事へ △記事索引へ △青空MLトップへ

(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。