こんにちは、邑瀬です。
中澤さん:
> ただ,「看護職,介護者が不足している問題の解決策として,小中学生に
> 授業の一環でやらせればいい」という話に対して,看護や介護をされる側
> は不安ではなかろうかと疑念がわくのと同様,農作物を駄目にされないか
> という不安があります。きちんと指導できる能力が教員に要求されるので
> その点も解決しなくてはなりません。
市場に出せるようなものを作るのは確かに素人では難しいですね。米や野菜な
どは子供の家族に消費してもらうとして、目的を「中山間地の荒廃を防ぐ」こ
とに絞ればできないことはないと思います。指導は農家の人がベストですが、
そうすると農家の人が自分でした方が早いのは目に見えています。そこで、農
学部の学生の協力が重要になってきます。学生側も教わるばかりよりも、たま
には教えた方がかえって勉強になると思います。(そういうことよくあります
ね。)
> それと,東京みたいなところでは農地が足りなくて難しそうです。農業
> 実習期間を長期研修旅行みたいにすればいいのかもしれませんが,そう
> すると宿泊場所の手当が大変かもしれません。うーん。
今の授業の枠内でするとしたら、夏休みなどの長期休暇中ということになるで
しょうか。(そのかわり、宿題をなくすとか...)宿泊施設はお盆や5月の連休
以外は結構すいているので、案外すぐに見つかるかも知れません。あるいは、
いわゆる「はこもの」ですので、農水省の予算で建ててもらうことも、しっか
りした計画を提出すれば無茶な話ではないように思います。
(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。