こんにちは、葛貫です。
邑瀬さん、植物工場の解説ありがとうございました。
大規模化が困難な中山間地の農家には、安定した生産ができ、短期で繰り返し
収穫できる植物工場のような生産方法が適しているかも、と思いました。
設備投資が大変で、野菜が主で、稲や小麦は対象になりにくい気はするのです
が・・・・・。
>水耕栽培では(微生物の多様性が高い土壌中に比べて)微生物間の競争が少な
>いため、特定の細菌が増えてしまう可能性があります。
植物工場では、菌を除く方法で、栽培されているのですね。
養殖漁業では、卵の管理は滅菌水を用いて行われているようですが、養殖池の菌
叢の単純さが、魚病被害を助長する危険性があるということで、孵化後は、有害な
菌と競合する無害な細菌群を移植するバイオフィードバック法について検討されは
じめているようです。(植物と魚類では、話が別かも。)
ちょっとTVで見ただけで詳細なことはわからないのですが、衛星からデータをとり、
作物の生育状況を把握したり、計測機器を畑に持ち込み土壌の栄養素の分布状
態を詳細に調べ、地形や水の流れ等を配慮した施肥法を検討する等、きめ細かい
管理を行い、無駄を省く方法も検討されているようです。
大部前の記事ですが、
「携帯電話とパソコンで楽々農業」
http://www.hotwired.co.jp/news/news/Technology/story/3050.html
なんていうのもありました。農業の印象が大分変わりますね。
農作物の廃棄物や人の排泄物は、肥料としての利用の他、発酵させてポリマーの
原料を作ったり、エネルギー源として利用する方向も考えた方がいいのかもしれま
せんね。
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