葛貫さん、長峰さん、須賀さん、青空MLの皆さん
STAFF研の長峰さん【152】:
> > 葛貫さん【148】:
> > とにかく、自力で増殖できるものを放つと、取り返しがつかないことになるので、
> > 遺伝子操作したものに限らず、その土地にもともとない形質を持つものは、
> > 安易に自然界にもらさないようにしなければならないのだと思います。
>
> (中略)
>
> 今の医療で問題になっている抗生物質と抗生物質耐性菌との競争のようなことに
> なるでしょう。もちろん、これらの問題は近い将来解決できるものと、私は思っ
> ています。
ここでは、いわばテクニカルな問題について語られていると思うのですが、僕が
気にかかるのは、社会的な問題です。
つまり、遺伝子操作による種子開発によって、多国籍企業による種子の独占が一
層進み、土着農業をどんどん破壊していく気がします。
そうすると、前にご紹介したヴァンダナ・シヴァ「生きる歓び」で告発されてい
るような「緑の革命」の弊害が、一層推し進められていく、と思うのです。
須賀さんがこのあたり、詳しいのかな?
後藤 健
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