一ノ瀬(尼崎市)です。
葛貫さん<
このような言い方をされると、一ノ瀬さんが予め持っていらっしゃる結論に
向かって、誘導尋問にあっているような気がしてしまうのですが・・・・・・
>
さぞや不快に感じておられることでしょう。
それは分かっているのですが、実は私としても、葛貫さんの主張が理解でき
ずに、毎夜パソコンの前で呻吟しています。
非GM作物であってもリスクはゼロでないとの認識を、葛貫さんは持ってお
られる以上、非GM作物とGM作物との間のリスク比較、或いは環境負荷比較
を行う方向で議論を進めなければ、平行線しか描けないだろうと、私は判断し
ています。
そういう私から見ると、#1523の多様性に関する議論は、GMと非GMの優
劣を明らかにするような内容を含んでいるとは思われないのです。
葛貫さんとはかなり意見を交換してきましたから、なお、議論がかみ合わな
いとなると、これは考え方の根本的な違いに原因があるのかも知れません。
これ以上の議論は、難しいのかな???
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なお、<GM導入の具体的なメリット>についてですが、私は、農薬使用量
の削減に注目しています。
現在の農薬は、十分に毒性の低いものとなっているはずですが、それでも、
人体への悪影響はゼロとは言えません。
GM作物は、この面のリスクや環境負荷を、更に低減させられる可能性があ
るという点に、魅力を感じます。
ただし、「現在の農薬の毒性は必要十分以上に下がっているという」立場に
立った場合、GM作物の使用は、(科学に付きものの)予測不能のリスクを新
たに背負い込む事を意味するので、好ましくないことになります。
実際は、どちらが正しいのか、今の私には判断しかねますが。
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