一ノ瀬さん、みなさん
須賀です。
一ノ瀬さん、ご返事ありがとうございます。
一ノ瀬さん(1519):
> 敢えて、無責任な想像と憶測を述べるとするならば、
> <
> 1)食糧の増産よりも、分配の不平等をなくすことの方が重要である。
> 2)多国籍農業資本による発展途上国の農民の支配につながる可能性
> がある。
> 3)輸出国でおこなわれる安全性の科学的評価の公平性に疑問がある。
> 4)途上国には輸入国として独自に安全性の科学的評価ができるだけ
> の体制がない。
> >
> の内の、2)に近い意見になります。(もうどなたかが、指摘してお
> られるかも知れませんが)
・・・・・
> 確かに、発展途上国側にしてみれば、受け入れ難い状況といえます。
なるほど、一ノ瀬さんのお考えはよくわかりました。無理にお答えを
もとめるようなかたちになってしまい、恐縮です。もし本当に重要な
問題が安全性の評価の信頼性の問題だけなら、そのような評価を輸入
国が独自にできるようなシステムを技術移転する、というような発想
がてできても不思議ではないのではないか、などと思っていたのです
が、そう簡単にいく問題ではなさそうだ、ということですね。
葛貫さん(1523):
> 須賀さんや中澤さんがあげていらした、
> 1)食糧の増産よりも、分配の不平等をなくすことの方が重要である。
> について、別個に検討してみることを提案したいです。
一ノ瀬さん(1527):
> 他の方はどうか分かりませんが、私はこの件については消極的です。
> なんだか、最初から答えは見えているような気がしまして、、、、
「答えは見えている」とあらためていわれてみると、「えっ? どんな
答え?」とききたくなるのはわるい癖でしょうか(笑)。いえ、わたし
も一ノ瀬さんのご意見をよむまではなんとなくそんな気もしていたの
ですが(笑)。
「分配の不平等をなくすのは確かに重要である。」「でもいかにして
それをするのか?」「だれが責任をもってやるのか?」
この辺で話がとまってしまう・・・、というのがわたしの想像ですが、
「いや、わたしにはもっと先まで見える」という方もいらっしゃるかも
しれません。そういう方のご意見はぜひうかがいたいです。いやアンタ
には全然見えてないよ、という方のご意見ももちろんどうぞ(笑)。
この先にすすめるかどうかは、この論点を出す側にとっては大事な問題
ですよね。
Takeshi SUKA
Nagano Nature Conservation Research Institute (NACRI)
E-mail: suka@nacri.pref.nagano.jp
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