一ノ瀬(尼崎市)です。
葛貫さん<
GM食品と農薬の使用を巡るディベートが始まる前から、良く見て、ましな方を
選ぶしかないだろうと【1259】にも書きました。
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#1259まで戻らずとも、#1485でも、葛貫さんは同様の発言しておられます。
ただし、言葉だけで、GMと農薬使用を相対比較した観点からの議論を聞くこと
は出来ませんでした。
実質の伴わない言葉など、無意味だと思うのですが、、、、
葛貫さん<
GM食品の種子は、琵琶湖産アユ種苗のような危険性を孕んでいないでしょうか。
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孕んでいると思います。
ただし、それは、GMというよりは、農業そのものに本質的な問題点です。
「旨い米」ブームで、コシヒカリの作付け面積は増え続けてきましたが、これも、
種の多様性を減じているという点では、何等差異はありません。
なによりも、農業そのものが、在来の野生種を駆逐し、ごく一部の種のみを繁栄
させる行為です。
逆に、Btトウモロコシについて言えば、Btトウモロコシに一部通常トウモロコ
シを混ぜて作付けする必要があるということですから、この場合は、却って種の多様
性を増しているとすら言えます。(ちなみに、害虫の遺伝的多様性も増している)
またもや、葛貫さんの主張は、「良く見て、ましな方を選ぶ」になっていない。
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葛貫さん<
須賀さんや中澤さんがあげていらした、
1)食糧の増産よりも、分配の不平等をなくすことの方が重要である。
について、別個に検討してみることを提案したいです。
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他の方はどうか分かりませんが、私はこの件については消極的です。
なんだか、最初から答えは見えているような気がしまして、、、、
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