[BlueSky: 1493] ディーゼルの可能性


[From] Takahiro Hirao  [Date] Wed, 8 Mar 2000 23:13:53 +0900

こんにちは!平尾です。

石原都知事がディーゼル車NO作戦を展開してますが、個人的にはその可能性を否定
すべきじゃ無いと思います。確かに現行のディーゼル車は国の産業優先政策でパティ
キュレートの基準が甘い事を良い事に、石油会社や自動車メーカーが努力を怠ったの
で街中ではトラックやSUVのクルマが黒煙を垂れ流してます。しかしディーゼルに
もメリットはあるのです。具体的には

(1) 熱機関として効率が良い
ガソリンより効率がいいんです。化石燃料の節約にもつながりますし、絶対的な消費
量が減るとCO2も少ないです。
(2) トルクがある
押し出す力(トルク)が強いので重量があるトラックやバスには向いています。これ
らをガソリンで動かすとトルクを出すために必要以上に燃料を食います。
(3) 頑丈である
構造上高圧縮なため頑丈なんです。寿命が長いって事は製造時のエネルギーや材料の
無駄使いを減らせます。

以上の点からドイツではディーゼルが好意的に受け止められてます。パティキュレー
トを減らすために触媒や燃焼、燃料を工夫したりしてかなりクリーンなディーゼルが
ヨーロッパでは売られてます。現状の日本のディーゼルは駄目ですが頑張って欲しい
です。

ご返事お待ちしています!
mail address :x7244172@ug.tuat.ac.jp
name:平尾 隆宏




▲前の記事へ ▼次の記事へ △記事索引へ △青空MLトップへ

(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。