屋久島の山内さん
長野の須賀です。
屋久島の中学生と宇宙の毛利さんとの交信、きのうの夜、テレビのニュースで
みましたよ。中学生にマイクをわたしている先生(?)が一瞬画面に映りまし
た。あれが山内さんなのかな。
屋久島という地域のことを考えることと、地球という大きな星のことを考える
こと。このふたつのつながりを考えること。これ、大人でもなかなかできない
ことだし、本当にむずかしいことだなと、最近自分をかえりみてつくづく思い
ます。でもこの交信は、あらためてそういうことの大切さを考えさせてくれま
した。地球っていうとなにか大きすぎて漠然としたもののように思ってしまう
ことがあるけど、宇宙からでも「朝鮮半島」「九州」「種子島」「屋久島」
それに「アマゾン」の森林伐採のあとなどがはっきりみわけられるんですね。
長野はこの冬、年があけてから春のようにあたたかい日がつづき、これは地球
温暖化のせいか、昆虫などの生態系のしくみに影響はないのか、と何度かひと
にきかれました。そのたびに、まじめにこたえようとすると「わからない」と
しかいえない、とこたえざるをえませんでした。ここ数日は寒波がきて雪が
ふり、道路も凍って、きのうはこの冬はじめて雪かきらしいことをしました。
Takeshi SUKA
Nagano Nature Conservation Research Institute (NACRI)
E-mail: suka@nacri.pref.nagano.jp
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