[BlueSky: 1409] 不法投棄の後始末


[From] "makoto imada" [Date] Tue, 8 Feb 2000 12:36:34 +0900

Blueskyのみなさん  今田@札幌です

今朝、朝日に掲載されていた記事です
海外からの引き取りの20倍の量が「ニッソ−」一社が不法投棄したごみが周辺の県
にあると前にTVで報道していました。

代表が夜逃げして、消滅寸前の会社が後始末する訳もなく、又公費で
後処理と、各地で産廃の不法投棄が問題になっています。
医療廃棄物は法規があっても機能していないとのこと。

ゴミの出ない社会を作るしか方法はないのでしょうか?
そんなこと出来るのかな?

『参考までに今朝の記事です』
■国費で2億8000万円――比へ不法輸出のゴミ処理
 栃木県小山市の産業廃棄物中間処理会社「ニッソー」(伊東広美社長)がフィリピ
ンに医療系廃棄物を含む大量のごみを不法輸出した事件で、厚生省は7日、国が代執
行でフィリピンから回収したごみ2284トンの焼却処理をすべて終えたと発表し
た。

 ごみが日本に到着してから焼却処理されるまでの費用は2億2000万円で、フィ
リピンから日本への輸送費6000万円を合わせると総額2億8000万円かかっ
た。とりあえず厚生、環境、通産の各省庁が分担する。その後、「ニッソー」に請求
する予定だが、伊東社長は行方不明で資力もないとみられることから、実際には国費
が使われることになりそうだ。

 国は1月19日から2284トンのごみの処理を始め、2月6日に終了した。周辺
自治体に協力を求めた。1072トンを処理した東京都には4300万円が、212
トンを処理した横浜市には300万円が、316トンを処理した川崎市には700万
円が支払われる。運搬や保管も担当した業者の「高和」は684トンを1億4500
万円で処理した。このほか、コンテナの返却費用に2200万円を要した。

 いずれも、1999年度予算からやりくりしなくてはならないが、実際にどの項目
の予算が流用されるかは明らかにされていない。


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