[BlueSky: 1324] Re:1322


[From] "Kaz. Yokoyama" [Date] Mon, 24 Jan 2000 12:54:58 +0900

Shootさん,フォロー有り難うございます。

和尚です。

> Bt毒素は構成する蛋白質は,アルカリ性で融けて毒性を発揮します。
> 消化液は胃酸といわれるように,人間を含むほとんどの動物で酸性です。
> 昆虫の場合でも燐し目(チョウやガ)のみがアルカリ性,あとは酸性です。
> したがって,知られている限りBt毒素は燐し目にしか効果がありません。

私実は,前の職場でBt+トウモロコシの環境安全性試験をやってまして,
私の担当は土壌微生物生態系への影響だったんですが,安全委員として
会議の席で,Btには鞘翅目や半翅目にも聞くのがあると聞いたのですが・・・・

まぁ細菌の名前は最近がらがら変わってますから,Btじゃなくなったの
かも知れませんね。

http://www.kcn.ne.jp/~azuma/news/July1999/990711.html

アレルゲン効果を問題にしたこういう記事も有りましたが・・・・

> 通常は新規化学物質が農薬として登録されるまで10億〜30億円程度だったと思い
> ます。

(株)日本曹達という原体メーカーが中心になって編集した,「新農薬の開発展望」
と言う本にそう出てましたが,メーカーの言い分ですから吹っ掛けたのでしょうか
・・・?IPMに関する総説にそう書いちゃった・・・・やべぇ

やっぱり本の鵜呑みは良くないですね・・・反省反省

有用な情報を有り難うございました。
これからも宜しくお願いします。



横山 和尚/DGC総研


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