[BlueSky: 1296] 1290 Re:1284 人ではなく、システムが人を変える可能性。      


[From] 坂本 典子 [Date] Wed, 19 Jan 2000 00:56:11 +0900

みなさん、こんばんは。坂本です。
ゲンゴロウさん、お返事ありがとうございました。
丁寧なお答えの上に、大変個人的なことまでお話くださり、
それまでのゲンゴロウさんの胸中を思うとほんとに恐縮してしまいます。
息子さんは幾多のご苦労を乗り越えたご両親に、命がけで望まれた幸せなお子さんで
すね。

変な名前?そんなことないですよ、私だって仲間内ではもなか(お菓子!)ですも
の。(笑)

今回のライオンとシマウマのお話ですが、、、

はじめからライオンだった、というくだりが性善説とか性悪説みたいに聞こえてしま
い、少々混乱しました。
ライオンを悪とは言えないし、生存する上での攻撃性のシンボルだろうと思うことに
しました。
人間をこの話でたとえる上でむずかしいのは、
ライオンは生まれながらにライオンです。
満足に母ライオンの教えを受けられなくとも本能に従い、経験に補われてライオンに
なるのです。
ただライオンや牛、馬と違って、人間の赤ちゃんは生まれたままではどんな生物でも
なく、
養い親や環境に応じて人間または別物になるのです。
オオカミ少女の話もありますものね。

> 私が言いたかったのはまさにそういうことで、
> 人間が人間同士のことを考えて立派な意志を持っても、
> 環境(難しい言葉)が変化すると、意志などゴミ同然に
> なる可能性があることを、考えなければいけないような
> きがしていました。
> そして、そういう変化してしまう自分たちを責めることは
> 必要ないと思います。
> 大切なことは、私たちは変化してしまう生物だということを
> 知ることのように思います。

まったく同感です。
人間は変化できてしまうから赤ちゃんのときはまっさらな状態なんですね。
あ、もしかして、いわゆる環境問題がここまできてしまったのは
人間のこの環境耐性のため??
昔は暑ければ裸で、寒ければ火をおこし、動物の毛皮を剥いで着て、
食べ物が足りなくても肉、魚、野菜、果物、穀類、きのこ、何でも食べて、
穀物を植えて育てたりもする。
いる場所が手狭になったら、移動する。
現在は暑くても寒くてもエアコンをつけ、食べ物が足りなかったら、
他の国から買ってきて、まずいとか勝手なことを言い、
土地が足りなかったら、森林伐採してまでも場所を作る。
私たちが現在の環境に対応しようとすると環境問題がおこってしまうの?
・・・・昔は環境問題に関しては自然界にあるものをフルに使って対応してきました
が、
今は資源や自然界に限界があることを前提にして対処しようとしてる(とはいえ、原
子力とか
遺伝子組み替えは違うアプローチだなぁ)から
今の私たちの行動の結果新しい局面を迎えるはず。

あ、困った。収拾つかなくなった。
すみません、明日また頑張ります。ごめんなさい!

それではまた。






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