[BlueSky: 1289] Re:1280 少子化問題・人口減少問題


[From] "gengorou" [Date] Mon, 17 Jan 2000 22:47:02 +0900


坂本さん、はじめまして!こんにちは!
青空MLの皆様、お世話になっています。
ゲンゴロウです。(変な名前ですみません。)
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>ゲンゴロウさん、みなさん、こんにちは。坂本です。
>一独身女性として、大変興味深く読ませていただきました。


自己紹介です。
私は中学3年生の息子と、家内の三人家族の横浜に住んで
いる男性です。
坂本さんのメールも何回も読みました。参考にしながら、よく
まとまった文章だなあとか、いろいろな視点でものを見る方だ
なあなど、別な事も考えてました。お返事、ありがとうございま
す。

>> **** 避妊技術の普及 *****
>> とすると、少子化の原因に避妊技術?のせいもあるのではないでしょうか。。
>> 私、服用したことないのでしりませんが、ピルとか。。
>> コンビニでも売っているコンドームとか。。
>> 堕胎(?)手術の安全性とか。。

>そうですよね、それが一般的に広く利用できるようになったというのは大きな
>一因だと思います。
>ただ安全性でいうと・・・。
>私も飲んだことないし、飲みたくもないですが、最近の低容量ピルってどうな
>のかしら。
>副作用はどうあれ、毎日飲みつづけてないと意味ないんですよね。


副作用は恐いですね。薬だけではなく、なんでも副作用はあるよう
です。政策でも、環境対策でも。。

>堕胎手術の安全性って向上してるんでしょうけど、かなり無茶な手段ですよね。
>やはり母体の今後の妊娠能力とか、流産しやすい体になるとか、いまだハイリ
>スクなのでは。

堕胎は、、数回行うと子宮が堅くなるそうで、、子どもが授かった時、
その部分(胎盤を剥離させた部分)が伸びにくいということを聞きました。
私たち夫婦は、流産が三回、息子は家内の8ヶ月ほどの絶対安静入院で
やっと授かり、その後、二子の誕生後の死という経験があります。
(夫婦とも人間的(精神的)な危機もありました。)
また母胎の危険性も嫌というほど知らされました。

>それとも安全性が向上していても倫理上の問題とか、安易に堕胎を考えら
>れては困るから一般的に知られてないのかな。
>ご存知な方、いらっしゃるかしら?


私、若い頃、避妊に対して生命的な冒涜を感じていました。しかし、
出産は、女性にとって非常に危険な事であるということを
知ることになり、堕胎は母胎の危機を救う場合「も」、あると考えています。

人間の知能が発達した原因でもあり結果(相互因果←後藤健さんの
メールで教わった言葉)でもある未熟な脳の所有、による誕生にも関係
することですが、どうも正常な人間の骨盤を人間の頭は通り抜けられ
ないようです。産む時の痛みは、、骨盤が割れる痛みということです。
生まれる子どもの頭蓋骨も割れて、とんがって出てくることも知りました。
経験で、出産ということが、どんな事かを知らされました。
母胎は、痛みによるショックとか様々な危険にさらされるようです。
(亡くなった方は語れないので、、生きている人は知らない。)

>だいぶ前に図書館で借りて読んだナショナルジオグラフィック日本語版では
>(1998年10月、第4巻第10号、2000年特別企画「世界の人口」
> 女性と人口問題の項、http://www.nng.nikkeibp.co.jp/nng/menu06.html
> ここまでは調べました。内容についてうろ覚えですので、ご容赦ください。)


こういう教えが、、私のような一般社会人には貴重です。
ありがとうございます。

>一部の途上国では働き手が足りないために多くの子供をもうけるといっても、
>たとえば子守りとか簡単な家事といった仕事ができるまでに
>(もっと言ってしまえば一人分の食料が得られるに足る仕事ができるまで)
>育て上げるための労力、コストが大変という事情があり、
>また海外の女性の地位向上関係のNGOの援助で女性の教育、コンドームの
>配布、避妊法の伝授を受けた結果、少子化への方向転換を迎えようとしてい
>るという内容でした。


ふーむ。そうなんですか。。。
コンドームの配布には、、そういえばエイズなどの問題もありました。

>> **** 女性の発言力 ***** 

>私の周りの既婚女性を見ていると、
>いまどきは旦那さんの給料だけでは養育費、教育費までは
>きついようだし、もしなんとかなってもいまどきのリストラにあったら・・・
>ということでたいていの方は働いています。
>専業主婦でも子供ができたら働くといっています。
>子育てに専念しているといっても保育園に預けられるようになり次第
>働くとのこと。
>私と同年代の女性には今は女性でも外で働いてないと一人前だと
>みなされないとの認識があるようです。
>さらに仕事も家事も子育てもできてあたりまえみたいなプレッシャーを
>感じてもいるようです。
>女性の地位向上といってもそれは働いている女性の話で、
>逆に主婦の方の地位はまったく上昇していない、または下がっている
>くらいで、それがいやでパートに出ているという方もいらっしゃるかも。
>そんな状況だったら、これ以上子供はもてないなという夫婦間の合意に
>至るのでは。
>はために仕事と家事の両立はかなり大変です。
>これに子育てが加わった日には・・・。
>過労死しそうな女友達がかなりいます。


坂本さんのこのお話には、女性が置かれている状況のほとんどが、
凝縮して語られているように感じられます。このことを妻を愛する夫
である男性が知らないはずはないので、子どもを授かることを避ける
男性の存在も推測できます。ね。

>蛇足ですが、雅子妃の妊娠報道を聞くまでは
>きっと外務省時代の激務のために子供のできない体になってるんじゃないかしらと
>思ってました。


私も、同じ様なこと思ってました。女性は働くことで、男性化とは言わなくても、
その機能を減退させるのではないでしょうか。(ただの想像です。)

??
ふむ、、そうすると生物学的にも、脳を処理に使ったり肉体を力仕事に
使ったりすることで、女性はその機能を低下させているのでしょうか。。。
つまり、少子化には、人間の精神、肉体、そして人間を離れた物理的な
物事など、ほんとに多くのことが複合的に影響していることになります。

生物にとって進化が世代の間で大きく変化しているとすると、
もしかすると、数字で見える少子化は、見えない進化的な影響も
人類に与えているという目に見える指標のようなものかもしれません。。
人類の今までにない先進的文明の中での、、新しい現象なのかも
しれません。
(私、焦る性格なのか、ちょっと飛躍が激しい思考をしてます。)

>あ、環境ホルモンで精子の数が減ってるって話もありましたね。

体内ホルモンではない、体外疑似ホルモン物質のいたずら。。
それも、ありました。

>今は20代の女性での3分の1が(潜在的)婦人性疾患があるという恐ろしい
>話も聞きました。

ふーーむ。。知りませんでした。。

今、これらを知って、恐くなった自分を認識して分かった事なのですが、、
情報の流量が増加して、人間独特の危険事前回避本能で、危険な
物事だけを記憶に蓄積することでも、、少子化は進むかもしれません。

まったく、いろいろな事柄が関係していると驚く(恐怖)ばかりです。。
坂本さん、ありがとうございます。
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      虫。。。。.。。。
gengorou@m08.alpha-net.ne.jp
      ゲンゴロウ。。。
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また、頭がパンクしそう。。










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