みなさん、細谷さん、こんにちは、佐川です。
返信ありがとうございます。
《細谷さん》
> ドイツに来る前は
> 育児休暇,保育園,補助金,教育費,・・・etc.
> 原因をいろいろ考えていました。
> でも,ドイツは育児休暇も整っているし,公立なら大学まで無料だし,政府
> から補助金は出るし,ベビーカーを轢いている親に対して良い環境が整って
> いるし(バスや道路),他人の子を叱れるおじちゃんおばちゃんは健在だ
> し,住宅の広さも日本と大して変わらないし,父親も定時帰宅が多くて積極
> 的に育児に参加してるし,塾に通うような子は殆どいないし,・・・,で,
>
> 「何で少子化が進むんだ?????」
ほんとに、「?????」ですね。ドイツ人に特有の生き難さでもあるの
でしょうか?
考える視点を逆にして、「少子化する以前の社会では、どうして、子だくさん
なのか」を考えた方が面白いかもしれないですね。
昔から、研究者や役人などの、知識階級の人たちは、子供の数が少なか
ったし、独身者の率も高かったわけですが、それは、知識や観念や制度が
その人の《子供》にすり替わってしまっているからでしょうか?
脳化社会におけるミームみたいなもの?
> ある一ドイツ人は
> 「ヨーロッパは子供の数が減っても,アジアやアフリカからどんどん人が
> 入ってくるから,労働力不足とか楽観視されてるんだよ。衝突はあるけど
> さ。」
でも、ヨーロッパの失業率はどの国も10%以上ですよね。失業率が改善
して労働力不足になるとは、考えにくいのですが。
佐川でした。
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