細谷@ドイツです。
読み返していて,ふと思い当たることが
葛貫さんwrote:
>相手が持つ立場・背景を想像し理解しよう、共感しようと努めるのと、
>相手の価値観と同化するのは、全く別のことであるように思われます。
>子育てをしていると、親子ともに「協調性」という言葉で脅され、価値観
の
>同化を迫られるように感じられる場面にしばしば遭遇します。
海外日本人駐在員社会は,日本の社会が良くも悪くも助長されているところ
がありまして,日本人学校に子供を通わせている人の話を聞くと,どこか日
本が見えてくる。
「クラスでディズニーに行ってないのはうちだけだから,行かなきゃ話題の
取り残される。」
(3歳や4歳の子供がディズニーの話をしているとは思えんが,結局は親の見
栄?自慢作り?)
「水筒の中身は麦茶でないと。」
(麦茶は日本の2.5倍。紅茶でも良いじゃんと思うのだが。)
「弁当にはから揚げ。」
(ドイツ式の弁当じゃ駄目なの?)
何て言う話を聞かされていると,他の価値観を認めない寛容性の無さに,子
供を持つことに対して嫌悪感を持つことがある。
ベビーカーを轢いている人に対して周囲の人も環境も優しいので,産むん
だったらドイツは良いな,とは思います。
でも子供の平均数は1.25だったかな(かなりうろ覚えの数字だから違ってい
るかも),日本より少なかったはず。
ここでは子供は金がかかるからというのが一般論らしい。
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Teruyo Hosoya(Kobayashi)
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