[BlueSky: 1253] Re:1251 少子化問題・人口減少問題


[From] "Hiroyuki Sagawa" [Date] Wed, 12 Jan 2000 12:24:08 +0900

みなさん、喜多さん、こんにちは、佐川です。

《喜多さん》
> 今年貰った年賀状で,知人の中で最も子供の多かったのは4人の子持ちの
> おかあちゃんからでした。私など,6人兄弟の末っ子で,その頃は,回り
> 9人〜11人の子持ちが結構いたのに,今では4人もいれば「子沢山」,
> それでもまだ,日本は1億以上の人口,昔,行った北欧は一国で,東京都
> にも満たない人口だったとかで,名高いスエーデンの「フリーセックス」
> や「ポルノグラフィー」(懐かしい言葉)の奨励(本当だったかどうかは
> 定かでない)は,「国家が人口を増大させなければ,国家が消滅する。
> そのために奨励した国家の政策」と日本人には,誠しやかに伝わっていま
> した。さあ,今はどうなっているのやら,又,日本は,いつか「国家政策」
> としての何か政策を打ち出すのやら。私個人では「流れのまま」に任せて
> おけば良いのではと思っています。喜多かつみ

理科年表(CD-ROM)を見ていて気がついたのですが、戦前の出生数とい
うのは、意外なことにそんなに増えていないのです。
『産めよ・殖やせよ』で、子供をたくさん産んだのかとばっかり思っていたの
ですが、実際は、国家政策に反して、自分たちの都合で子供の数をコント
ロールしていたわけです。私たちは昔から十分にエゴイスティックなのだなあ、
と、なんだか気が楽になります。
ですから、どんな国家政策を採ろうが、若い夫婦(女性だけではない)の
利害と一致する部分がなければ、まず失敗するでしょう。
それはそれで、悪いこととは思わないです。

ちょっと蛇足になりますけど、昔から、研究者や役人の子供の数は少なかっ
たわけです。現在は、それが一般化したと考えることもできますよね。

佐川でした。


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