[BlueSky: 1204] Re:1202 グリーン電力制度、燃料電池


[From] "Y.Kuzunuki" [Date] Mon, 20 Dec 1999 20:26:38 +0900

葛貫です。

山本さん:
>要するに、頼母子講?みたいなものですか???(表現悪いですが・・・すみません)
>賛同者からの少額の資本+東京電力などの助成を元に、設備費などを援助する???
>個別に助成した方がメリットあるような気もするのですが・・・


17日の朝日新聞の記事には、
「一般の消費者向けとして、グリーン料金を儲けることにした。通常の電気料金
への上乗せ分に加えて、同程度の金額を同社も拠出して、自前で風力発電所
を建設したり、太陽光発電装置の設置に助成したりすることを検討中だ。」
とありました。具体的に誰/何処を対象として、どのような助成をするつもりなのかは、詳しく書かれていませんでした。
東電のHPにもこの件はアップされていませんでした。

gooで検索していて見つけたのですが、
通産相の「電気事業審議会 料金制度部会 第2回小委員会 議事録」
http://www.miti.go.jp/report-j/g810281j.html
に、東電の自然エネルギー利用に関する取り組みや、東電の環境料金制度や
グリーン制度に対するコメントが載っていました。平成10年10月の時点では、
グリーン料金導入には消極的であったように感じられるのですが、どのような
経緯があって今回の発表になったのでしょう。

発電機の小型化が問題になっていましたが、燃料電池とその排熱利用システム
をセットにしたものが普及する方向へ進まないかな、思います。
東京ガスのHPに燃料電池に関する解説や、導入事例が載っていました。
http://www.gas.or.jp/fuelcell/fctop.html
ここでは、天然ガスが利用されていましたが、
「生ごみを粉砕して液状にし、密閉した発酵容器に投入し、特殊な微生物によ
り生ごみを分解、メタンガスに変え、このメタンガスを触媒を使って水素ガスに
変え、燃料電池に送り込み発電する。」という発電機を開発している企業もある
ようです。植物や農林業の副産物、生活廃棄物や産業廃棄物を焼却処分する
のではなく、発電に使える日がやってくるかもしれません。
小型の装置ができたら、自家発電できるようになるかも。

Y.Kuzunuki <kuzuny@geocities.co.jp>




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