[BlueSky: 1176] Re:1173 技術の社会的管理 


[From] JAWAY [Date] Mon, 6 Dec 1999 23:57:47 +0900

伊東です。

At 7:45 PM +0900 99.12.6, tetsuya_yamamoto@petc.re.nsc.co.jp wrote:
>須賀さんの考えを延長していくと、日本の許可の与え方に問題があり、許可を
>与える方法として、試験(主に知識・技能)だけで判断する制度に問題がある
>やもしれない。ということになりそうですね。

知識に対して免許(権限)を与えるのでは無く、
責任を負う意志に対して免許を与えるべきなのです。
しかし困った事に意志を外部的にかつ明確に確認する手段が無いのです。

>伊東さん:
>> エネルギー密度に指数的に比例して危険になり安全コストが増えます。
>葛貫さん:
>> >個人あるいは地域で、その土地にあった自然エネルギーを用いた発電機
>> >器を設置し、故障した場合の電力の確保、地域による電気料金の差等々
>> >の問題をクリアして行くことが、大がかりな発電所の増設を避ける一助に
>> >なるのではと思いました。
>これらのこと自体には、全くその通りだと思います。この問題を考えるときに、
>1)個別に自然エネルギー利用する場合に、自然のエネルギーは
> 安定供給ではないのでその対応。
>2)小さいタービンなどを個別に設置する場合に統括的な効率はどうなるのか?
>などの疑問が頭に残ってしまうのですが、この点はいかがなものでのでしょうか?

1)複数のエネルギーを平行して用いることで、供給を平準化する必要が有ります。
  あるいは蓄電設備を用いるか。管理が面倒臭いですけどね。

2)低密度エネルギーは負荷が低いので、機器の寿命が長く出来ます。
  ですから短期間では高コストでも、長期に見ると割があう、
  と言う様な感じの物が多いです。
  出力自体よりも低メンテナンスとか装置寿命が重要な要素です。


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