[BlueSky: 1153] Re:1151 東京大停電騒動


[From] "Sagawa Hiroyuki" [Date] Mon, 29 Nov 1999 17:14:04 +0900


須賀さん、みなさん、こんにちは、佐川です。

>
> でも、考えてみれば、今まで知らなかったことを、正直にしらな
> かったとみとめたのはいいことだとも思えます。知らなかったの
> に知ってたふりをする方が、テレビ局やキャスターの体面は保て
> たのかもしれませんが。でも佐川さんは、知らなかったこと自体
> を「良くない」とおっしゃっているのですよね。それについては
> わかります。わたしが考えたのは、知らなかったのは事実だから
> 仕方がないとして、知らなかったと気づいたときにどうするのが
> よかったか、ということです。

「良くない」という表現は不適切だったかもしれないですね。

知らなかったこと自体は、仕方がないので、それについて責める
つもりはありません。
ただ、「知らなかった」と言った後に、電力会社の危機管理体制を
批判するような言動があったので、それはズルイなぁと、思ったも
のですから。

それと、もう一つ、高圧送電線は、至る所にあって日常的に見ている
はずで、それにもかかわらず「知らなかった」とは、どういうことだろう?
という素朴な疑問です。(この電線が切れたらどうなるんだろう?みた
いな事、考えたことないのだろうか?)

報道にかかわっている人間は、最低そのくらいのことは、常識として
知っていてほしいし、もっといろんなことに対して関心を持っていてほし
いのです。(無い物ねだりの理想論かな)


>
> まちがいに気づいても、まちがいがなかったことにして、虚偽を
> かさねてしまう、という事件はよくみかけますよね。役所がそう
> いう体質をもっていると、批判されていますし、そういう批判は
> 当たっている面があると思いますが、マスコミや一般の企業や個
> 人でもそういうことがないか、ちょっと気になりました。自分に
> そういう習慣がないか反省しながらいうのですが、環境問題につ
> いて率直に考えようとするときのつまづきの石が、その場とりつ
> くろうため一見ささいな虚偽をかさねてしまう習慣にもふくまれ
> ているのではないかと、考えてしまったのでした。


そういうこと考えると、頭が痛くなります。

過去を振り返ると、自分も「その場しのぎの些細な虚偽」をやって
しまっている・・・・・。


佐川でした。





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