MLのみなさんこんにちは、前田です。
一の瀬さん/[BlueSky: 1137]
> 私は、
> 「目に見えないが故に、過剰反応し出すと歯止めが利かない」
>
> 点を心配しているからです。
> 松尾さんもデータを示して下さいましたが、臨界停止作業を行
> って0.1Sv被曝された方でも、悪影響の現れる敷居値以下
> です。
> すなわち、「ゼロ」です。
>
> にもかかわらず、”見えない恐怖”に煽られた社会的混乱には
> 目を覆うばかりです。
>
> チェルノブイリ事故の際には、放射線の恐怖に駆られて、妊娠
> 中の胎児を殺してしまった母親が、欧州全体で10万人以上に上
> ったということです。
>
> 年間積算で、0.001Sv以下の被曝量でしかなかったのにも
> 関わらず。
>
> 過剰に恐怖を煽る情報は、現実に人を傷つけます。
>
> ”情報化社会”とかいうものの中で生きる私達は「情報が凶器に
> なりうる」
> 事を、忘れてはならない思います。
>
放射線の影響は小さな被曝であっても、それなりに被爆した量に応
じてがんになる可能性は高まるというのが現在の見解みたいですが
、あんまり神経質になるのもどうか、という意見にはうなづけます
。気に病むほうが、よほど発がんの危険性を高めている側面もある
でしょうし、「情報が凶器になりうる」ことを忘れてはいけないと
は思います。
それに、人間健康だけが目的でもないし。「がんになるぞ」とか「
有毒だ〜 気をつけろ〜 気をつけろぉ〜 」というのも感心しな
いです。
私は健康を害することが嫌だということではなくて、なんか社会的
に不公正なもので健康に害されることや、環境が汚染されることが
納得いかないんです。
●
要するに、過剰に煽ることを心配しすぎると情報の隠ぺいといった
方向性に向かってしまうという危険性がある一方、問題を深刻にう
けとりすぎると、煽ることになって社会的混乱を起こしてしまう危
険性があるということになるのでしょうか。むずかしいですね。
:Ω:
Toshihiro Maeda (q-psyche@air.linkclub.or.jp)
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