[BlueSky: 1133] Re:1131 被曝の危険度


[From] m-nakano@pg.highway.ne.jp [Date] Tue, 23 Nov 1999 12:03:37 +0900

前田さん、MLの皆さん、こんにちは。
中野です。

前田さんwroute
> それに、作業員の線量計では内部被曝を計測できません。人工放射性物質は、
> 自然界の放射性物質にくらべて生物の体内に蓄積する性質が強いそうです(全
> 部が全部というわけではないが)。
>
>
これって、どういう根拠からでしょうか?
人工放射性物質も自然界の放射性物質も、
放射性物質としての性質は同じだと思っていました。
人工放射性物質には、化学的に体内に蓄積する性質が強いものが存在する、
と言う意味でしょうか?


> どの程度なら安全か。という議論の前に忘れてほしくないのは、原発をやって
> なければそんな心配をする必要がない、ということです。ちょっと程度なら大
> 丈夫だろ!という考え方が、化学物質過敏症、環境ホルモンなど最近話題の問
> 題を引き起こしてるように思います。
>
上記意見には賛成です。
確かにいろんな文献を読むと、放射線に対する恐怖は過剰すぎるかな、と思います。
でも、過去から現在問題になっている様々な環境問題を考えると、
むしろ、これらの問題に鈍感すぎたのではないか、と思います。
自然の枠組みをはみだしての生産活動に、人はもっと謙虚になるべきであり、
20世紀の科学はそのことを私たちに教えてくれているのではないでしょうか?


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   中野美紀
 E-mail:m-nakano@pg.highway.ne.jp
 URL:http://home7.highway.ne.jp/maido/index.html
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