こんにちは、葛貫です。
細谷さん、玉奥さん、ありがとうございました。
米国では、ＤＤＴは使っていないんですね。
> 即効性、浸透性であるが、残効期間は短いので反復使用
> しないと効果が少ない。
という短期決戦型（？）のマラチオンは、対象となる生物の分布域が特定され
ている場合には、効きそうですね。感染地域が広がらないうちに、原因となって
いるウイルスを撲滅できるといいのですが。
ニューヨークで発生した脳炎は、ウエストナイルウイルスに近いウイルスが原因
のようです。西半球で分離されたのは今回が初めてで、密輸された鳥を介して
伝播したのではないかという疑いが持たれているようです。
詳しい解説が、「人獣共通感染症(Zoonosis)連続講座
第87回 ニューヨークのウエストナイル熱(西ナイル熱) 」に載っていました。
http://www.primate.gr.jp/yamanouchi/87.html
日本でも、来年の1月からペット用のサルの輸入が制限されるようです。
放射性物質も怖いけれど、自力で増殖してしまう生物は、もっと怖いです。
ペットショップに行くと、多種多様な輸入された生物が並んでいます。
そのもの自体に危険性はなくても、どんな生物の宿主になっているかわからない。
取り返しがつかないことにならぬよう、売る方も、買う方も、それなりの知識と
危機感を持たなければならないのでは、と思います。
Y.Kuzunuki <kuzuny@geocities.co.jp>
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