こんにちは、葛貫です。
>先日、「自然を守ろうと思うならば、まず自分の住む地域、国の人々を愛すると
>ころから考えよう」という提言をしました。
>その中で、「愛国心」という言葉を使ったのですが、確かにゲンゴロウさんのご
>指摘のように、違和感というか、いまいちその「提言」をうまく表現できない言
>葉である気がします。
最近、中学生が自分の学校を悪く言った他校の生徒を呼び出し、喧嘩してケガ
をさせてしまった事件がありました。普段、誇りに思っているわけでもないし、
そこに属している自分達が悪く言う分にはかまわないけれど、他者から悪く言わ
れると腹立たしく感じる程度の「愛校心」（帰属意識）は持っているのかしら、
と思いました。（単に喧嘩の種がほしかっただけかも。）
「愛〜心」というのは、自分が、その集団の構成員であるという自覚を持ち、
そこに属することからもたらされるメリットだけではなく、その集団を良い状態に
保つために責任を担う意志を持つことを意味するのだと思います。
「良い状態」の定義は難しい、「他集団より良い状態」を目指す時、帰属意識が
特権意識にすりかわってしまうのかもしれません。
Y.Kuzunuki <kuzuny@geocities.co.jp>
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