佐藤光之進と申します。
「買ってはいけない」本は文字通り買っておりません(笑)し
見てもいないですが、そのテの運動に対する意見を書きます。
> STAFF研の長峰です。
>
> ・・・
>
> 週間金曜日1999年8月20日(279号)25ページ
> 私たちが「疑わしきものは使用せず」の立場に立つのは、
> 生命や健康を守るためにはこうした姿勢が必要だからだ。
> そもそも「疑わしきもの」のほとんどは必要ないものなの
> だ。
>
そうそう、よくこう「必要ない」と言いますが、この点を
強調すると、素朴な質素な生き方をというような個人の人生観の
問題となるのでこういう批判は無意味です。必要あるか無いかは
問題でなく、必要ないのに「必要だ」と宣伝すること(うそ)が
あれば(あるのですが;笑)、それが問題でしょう。
但し、必要あるかのような誤解を招く宣伝は微妙です。
その理由は次に書きます。
> 週間金曜日1999年8月20日(279号)22ページ、座談会にて
> 三好 科学的根拠が弱いという批判に応えるため、『週間
> ・・・
> 船瀬・渡辺・山中 ぜひやりましょう。
>
こういう、何か怪しいジャーナリスト?研究家?活動家?が
出てくるのが嫌いです。たいてい科学とは縁の無い人なんですよね〜
船瀬という人は船瀬俊介さんですか?化粧品批判の著作を何冊か
読みましたが「怪し〜オッサン!」という印象を持ちました。
(これはあくまで個人的意見です、本で知っているだけの人です。)
また、科学的根拠の話ですが、批判するのに科学的根拠が必須とは
思いません、「嫌だから嫌!」「恐いから止めとく!」でいいんじゃ
ないかな〜?
それより、科学的根拠が無い(または殆ど無い)のに、あたかも科学的
根拠があるかのような「批判宣伝」が問題です。例えば、ある特定の
科学者の個人的意見を言わせて、それがあたかも科学者のメジャーな意見
であるかのような論調や、「誠実な科学者ならそうあるべきだ」という
ような筆者の主観的個人的意見であるのにそれを科学というオブラートに
包むという極めて作為的な戦術が嫌いです。
でも、この点は「世の中そんなもんサ!」ということで好き嫌いの
問題でしょう。肯定宣伝も同じ戦術です(笑)
> とあり、「買ってはいけない」が、この先、さらに発展して
> いきそうなことも書いてありました。
そうですネ、確かに、「うそ」は糾すべきです。間違った信頼感で
購入していたらそれは問題です。
世の中の透明性を高めるという意味でこういう活動は、総論的には
評価してます。大切なことだと思います。
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