葛貫です。
河野さん：
> このメールの前半部分で書きましたが，マラリアに限って言えば，
>日本にはかつて存在していましたので，もっと緊張感を持っても
>良いかも知れません。
昨年だったと思うのですが、都内で海外旅行の経験のない人がマラリア
を発症したという記事を見た記憶があります。
（感染経路については、明らかにされていませんでした。）
温暖化の進行は緩慢であったとしても、工場からの温排水や空調により
部分的には、通年、熱帯並の水温・気温が保たれている場所が存在する
わけで、如何に宿主のハマダラカを入れないようにするかが、課題になる
のだと思います。
旅行者や荷物についてきたり、飛行機の中にまぎれ込んでいたり、
いろいろな可能性が考えられ、飛行場でも調査がされているようです。
9月8日の朝日新聞の夕刊に、「人体に有害なアオコ毒「ミクロシスチン」を
在来種の10倍（アオコの乾重量当たり）含む毒性の強い藍藻が岡山県の
児島湖で確認された。外国産観賞魚を水槽の水と一緒に川や湖に捨てる
等して、海外の有毒藍藻が日本の湖に持ち込まれ繁殖した可能性がある。」
という記事が載っていました。
緊張感がない、自分がしていることがわかっていない、教育が行き届いていない、
何と言ったらよいのやら・・・・・・。
これが取水源に広がったら大変なことになります。根絶できるのでしょうか。
Y.Kuzunuki <kuzuny@geocities.co.jp>
（注）この記事が最新である場合，上記「次の記事へ」はデッドリンクです。